呼吸器リハでひと息 Vol.7

新たな挑戦の始まり

みなさま、こんにちは(ご無沙汰しておりました)。

春になりました。
4月中に夏日になるなど、急に暑くなった時がありましたが最近は落ち着いてきた感じでしょうか。

さて、4月といえば、新入職の方が職場に入りなんとなく雰囲気が普段と違って“フワフワ”感がある頃かもしれません。
そして、3学会合同呼吸療法認定士認定試験の受付になりますね?今年も多くの方が受験されると思います。みなさん、頑張ってください。
当院のリハビリテーション室の職員の中にも受験予定者がおりますので、5月から勉強会開始の予定で準備しています。

皆さんの中には、すでに試験に対し勉強されている方もいれば、これから始めようという方、などいろいろな立場の方がいると思います。
私どもも毎年5月頃から勉強会を計画しますが、この目的の1つは以前(2023年1月掲載)伝えたように『まず始める』そして『習慣化する』目的でもあります。小学生のころ、夏休みの宿題を8月31日に頑張った方もいると思います。
もっと早く始めれば…などとその時は反省した方もいるかと思います。
特に読書感想文(今はないのか?)は、大変でした。
このことは、NHK番組『チコちゃんに叱られる』でも紹介されているようです。
なんですぐに始められないか?というと、この番組での見解は、人はいろいろやることが多くなるとそれらを優先順位つけて対応するようで、その上位に挙げておかないと覚えておけずなかなかそれを実施できないようです。
(詳細はこちら→https://tmbi-joho.com/2022/07/22/chiko180-asi/)

ついつい先のイベントの内容は後回しになってしまう、ということのようです(耳が痛い話です)。

皆さんは仕事や学習やご家族のこととかなどに、お忙しい日々を送っていると思いますので、個人の意識で『今日から始めて、持続させる』ことが難しい方もいると思います(もちろん容易にできる方もいらっしゃると思いますが)。
この認定試験に臨むのもなかなか開始できず、夏ころになって始めても、気持ちが焦ってしまい難しく感じる方がいると思いますので、できるだけ早めに計画的に開始するようにしています(もちろん、普段から呼吸療法を実践している方はこのような勉強会をしなくてもOJTで学ばれる方もいると思いますが)。

受験される方、いろいろですので、各自に合った計画で進めていただければと思います。

この認定試験の統計情報が発表されています。
職種別の合格者数をみるともともと看護師の方々が最多でしたが、10年ほど前から理学療法士が最多になっているんですね。
すごいですね。(https://www.jaame.or.jp/iryo/kokyu/)

理学療法士の皆さんが呼吸療法に興味を持ってもらえて、とてもうれしく思います。
この半年、しばらくこれらを克服するための学習になります。
頑張りましょう。
新たな挑戦です。

まず第1回目は呼吸器の構造や役割という内容で準備します。
まずは換気と酸素化の違いを理解してもらいます。

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