すっかり、秋らしくなりましたね。
皆さん、こんにちは。
理学療法士の鵜澤(うざわ)です。
秋になりました。
日中の日差しはまだ強いですが、風がだいぶ涼しくなりました。
もう10月です。
〇〇の秋、みなさんの〇〇にはないが入りますか?
さて、われわれ3学会合同呼吸療法認定士認定試験(以下:認定試験と略)を受験するメンバーにとっては
〇〇にはいるのは、食欲? 運動? やはり呼吸の勉強(字余り)?かな?
みんな引き続き頑張って学習をしています。
この学習会は5月下旬から本格的に開始していました。
解剖や呼吸生理、肺機能検査、医療ガス(酸素療法)、気道管理、呼吸器障害を生じる疾患などについてみんなで共有してきました。
だいぶ知識が増えてきました。
でも、ここまで来るのは大変でした。
この学習会を始めた5月後半頃は、みんな不安と大変さで渋い表情をしていました。
私も経験しましたが、理学療法士にとって解剖(肺の構造や呼吸筋の名称など)の知識は
比較的馴染みがあるので学習しやすいですが、
呼吸生理では慣れない用語(死腔・シャント・換気血流比・拡散など)、
計算(A-aDO2など)やアルファベットの表記(PaO2、PAO2など)、
肺機能検査では検査の種類と目的、使用するガスなど、
『呼吸療法』について初学者にとって、なじみのない内容なので理解が大変だと思います。
このあたりが最初の山で挫折しやすいところではないかな?と思っています。
その1つ目の山をなんとかみんなで乗り越えてもらえました。
1人だったらくじけたかもしれませんね。すばらしい仲間です。
さて、この8月〜9月は『人工呼吸療法』を学習してきました。
人工呼吸器もいろんなアルファベットや数字が出てきて難しいですね。
私はここを"2つ目の山"かな、と思っています。
今回は人工呼吸療法のうちの非侵襲性陽圧換気(NPPV)についてみんなで学びました。
調べる課題をみんなで挙げて、
事前学習をして学習会に参加してもらいその内容を共有してみんなで理解を深めました。
人工呼吸療法については山場ですので全部で4回に分けて学習してもらいました。
普段、あまり人工呼吸器に馴染みのない方もいますので機械をME室から借りてきて、
実際に人工呼吸器が動いている様子を見て学習してもらいました。
なんとか理解できたかな?
次回は呼吸療法の分野でのリハビリについてです。
ここは取りこぼしできないので頑張りましょう。
投稿日: イベント