Airway Disease Conference in Chibaで青島主任部長が講演
2018年2月6日にオークラ千葉ホテルにて、Airway Disease Conference in Chibaが開催され、青島主任部長が講演を行いました。
青島は、Session 2にて「臨床に役立つ喘息診療」というタイトルで話を致しました。
青島は、「喘息診療に王道はなく、基本が重要である。患者さんに喘息は常に治療を必要とする疾患であることを認識させる。治療への反応性が不良な場合には、いたずらに治療強度を高めるのではなく、もう一度診断に立ち返り、他の鑑別診断について考慮する必要がある。治療を続けさせる努力も怠らず、よいアドヒアランスが得られる薬物治療を心がける。1剤でコントローラーとレリーバーをこなす SMARTなどによりアドヒアランスを向上させることも一つの選択枝として考慮される。」
会場から、「ミスト製剤(MDI)とドライパウダー製剤(MDI)の使い分けは、どのようにされてますでしょうか?」と質問があり、「吸気流速の低い高齢者などではMDIなどをスペーサーを用いて使用する場合がある。」と返答しました。
喘息に関して臨床に役立つ情報を勉強することができ、大変勉強になりました。
このサイトの監修者
亀田総合病院
呼吸器内科部長 中島 啓
【専門分野】
呼吸器疾患