呼吸器ジャーナルに谷口医師の原稿が掲載!

今月出版された呼吸器ジャーナル 2020 vol4「失敗できない若手のための呼吸器診療実践ガイド」(企画:喜舎場朝雄先生)に、当科谷口医師(中島医師 共著)の原稿が掲載されました。

谷口医師が担当したテーマは「定型肺炎の診断と治療」であり、わが国の成人肺炎診療ガイドライン2017や、2019年ATS/IDSA市中肺炎ガイドラインを引用しながら、グラム染色など肺炎診療のクラシカルな診療の考え方も交えて執筆しています。

定型肺炎の診断と治療のポイントとして、
「病歴、身体所見、グラム染色、迅速検査などから定型肺炎の起炎菌を総合的に推定する。
 喀痰が得られない場合は、細菌性肺炎と非定型肺炎の鑑別項目(成人肺炎診療ガイドライン2017)が定型肺炎診断の参考となる」
ということを述べています。

呼吸器ジャーナル「失敗できない若手のための呼吸器診療実践ガイド」(企画:喜舎場朝雄先生)は、若手医師のための実践的なガイドとなっており、私たちも読ませて頂き、大変勉強になりました。

*亀田総合病院呼吸器内科は、様々なバックグラウンドの医師が集まり、切磋琢磨しながら臨床・教育・研究に取り組んでいます。今回のような依頼原稿の執筆機会なども多く、様々な経験が可能です。スタッフの募集については随時行っていますので、ご興味のある方は下記より応募下さい。https://www.kameda.com/pr/pulmonary_medicine/recruit.html

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このサイトの監修者

亀田総合病院
呼吸器内科部長 中島 啓

【専門分野】
呼吸器疾患