日本大腸肛門病学会誌に総説「直腸重積症の診断と治療」が掲載されました

直腸重積という病名をご存知でしょうか?これは排便時に直腸壁が内側に折り込まれる状態でしばしば排便造影検査にて検出されます。排便困難や便失禁の原因の一つであることが知られていますが、この直腸重積がどのように排便症状へ影響するのか、どんな治療が有効なのかわからない人が多いのが現状です。
日本でこの直腸重積の治療経験が豊富な角田明良部長が「直腸重積症の診断と治療」を執筆、投稿していますので日々の排便障害への診療でお困りの先生はぜひご覧ください。

https://doi.org/10.3862/jcoloproctology.71.146

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このサイトの監修者

亀田総合病院
消化器外科部長 高橋 知子

【専門分野】
肛門疾患、排便機能障害、分娩後骨盤底障害