【活動報告】院内緩和ケア研修会が開催されました

2/11,2/12の2日間、院内緩和ケア研修会が開催されました。外は雨上がりの快晴。Kタワー13階ホライゾンホールの窓から殆ど波がないような穏やかな表情の太平洋がゆらめき、春ももうすぐという予感のなか、研修会が始まりました。今回は、臨床経験40年越えの超ベテラン組から初期研修医まで幅広い経験層から計50名近くの参加者(すべて医師)がありました。アイスブレーキングでは、もしバナゲームで参加者が各々の死生観を共通しました。医師であっても自分の死生観を普段語る場面は多くないせいでしょうか、話題が尽きず時間オーバー。親子以上の年齢差を超えて同じ目線でロールプレイやワークショップに参加し、真摯に学び合う光景に、ふと目頭が熱くなったのは私だけではありません。医療教育の原点を思い起こすことができました。参加者、そしてファシリテーターの先生方お疲れさまでした。

(関根)

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このサイトの監修者

亀田総合病院
疼痛・緩和ケア科部長 関根 龍一

【専門分野】
病状の進行した(末期に限らない)癌や癌以外のあらゆる疾患による難しい痛みのコントロール、それ以外の症状の緩和