GeriPal Conference with Dr. Moody 8月第2週
出席者:関根 蔵本 江川 瀬良 岡田 中島 Dr. Moody
今月のローテーターによる自己紹介
- 初期研修医2年目 中島萌子先生
- 研修志望動機:産婦人科志望で、がん緩和の研修が必要と感じた
 
 - 家庭医診療科後期研修医2年目 岡田悠先生
- 疼痛・緩和ケア科研修は家庭医専門医研修の必修科目である
- 亀田ファミリークリニック館山 家庭医診療科
https://www.kameda.com/pr/kfct/ 
 - 亀田ファミリークリニック館山 家庭医診療科
 
 - 疼痛・緩和ケア科研修は家庭医専門医研修の必修科目である
 
Topics
「緩和的化学療法」 (palliative chemotherapy) とは何か?
- 米国では、curativeでないchemotherapyはすべてpalliative chemotherapyと呼ぶ
 - palliative care = symptom managementなので、どの段階でもpalliative care が行われる
 - アメリカではpalliative careは必ずしもend of life careを意味しないが通常は予後2年程度
 
小児の緩和ケアについて
- 小児患者を取り巻く大人は様々な立場でいろいろなことをやろうとしてしまい、子供が本当にどう感じているかにフォーカスする機会が少ない(治療の効果が少なく苦痛が強い場合など)
 - 医療関係者は本当は患者・家族とはなじみがないはずなのに、データを元に話をすすめてしまうので、本当の意味で患者・家族を理解し会話をするに至っていないのが問題
 
このサイトの監修者
亀田総合病院
疼痛・緩和ケア科部長 関根 龍一
      【専門分野】
      病状の進行した(末期に限らない)癌や癌以外のあらゆる疾患による難しい痛みのコントロール、それ以外の症状の緩和
    
