【活動報告】マインドフルネス勉強会
今年度最後のマインドフルネス勉強会が終了しました。
今回のテーマは、事例検討です。事例をマインドフルネスでみていくことで、どのように感じ、気づきを得るのか...初めての試みでした。
今回の参加者の感想を少しご紹介したいと思います。また来年度も開催できるように準備をしていきたいと思います。
ご興味のある医療者の方はご連絡ください。
(千葉)
(今回も文章は長いです。)
- 症例を検討する中にどの様に表れるのか気になっていたが、自らの家庭事情や家系図と照らし合わせることで内省的に自分を振り返ることができるところが目からウロコであった。また、そもそも他者と関わるときは、自分が育ってきた環境で培われたものさしで(基盤で)関わっているのだということを再認識すると共に、自分のback groundはどの様なものであったかを振り返る良い機会となった。貴重なmind divingの時間をありがとうございました。
- 瞑想ははじめに緊張していましたが、だんだん呼吸に意識を向けられるようになりました。
- 慈悲の準備瞑想では、怒りを吐き出すことができ、心安らかな気持ちで瞑想できました。
- 事例検討ではそれぞれの構成される人との関係・距離を検討し、自分の家族関係を検討しました。自分のことを知ることにより、新しい見方に気づくことができました。今後、仕事に活かせていきたいと思います。
- 専門職としても社会人としても、初めてで、初めて経験することばかりで、毎日、いろんな感情にがんじがらめにされて、疲労感に悩まされていました。お休みの日は1日中寝て、「寝てしまえば、感情を抱くこともないから」と思っていましたが、一方で休日を楽しめない自分にも情けなくなって、どうにも自分を好きになれなくなってしまいました。今日、1日を通して、自分の体と心と向きあって、嫌いな自分を少しだけ認められるようになった気がします。自分へのネガティブな気もちを受け入れて、排出したら、他人へのネガティブな気もちも消えていくだろうな、と思いました。明日から、私にとっては激動の日々が始まりますが、1日(朝の)5分だけでも心安らかな時間をつくって、体験していく試みを始めること、続けていきたいと思います。心おだやかな、有意義な時間をありがとうございました。
- 本日、初めての参加でした。マインドフルネス、興味のあるテーマだったのでとても楽しみでした。色々な物の考え方、瞑想の方法など自分を認める事、これから生きていく方法を学んだ気がします。とても為になる、身につく実になる研修をさせて頂きました。ありがとうございました。
- 5回目の参加になりました。5回中、一番ひびいた研修になりました。最後に先生が話してくれたおじいさんと自分自身の関係について誰からも言われたわけじゃないのにその道に進んでいた。自分の信じる道をあゆんでみようと思います。来年度もぜひ開さいしてください。人との出会いが心地よく新鮮でうれしいです。つなげてくれてありがとうございます。
- 本日も、ありがとうございました。お父さまの貴重な映像を拝見させていただき、ありがとうございました。言葉に現わせませんが...「これで、いいんだ」と思いました。来期も、おこしいただけると良いな、と思います。
- 職業選択に自分の原家族の中で感じていたことがここまで影響しているとは思っていませんでした。「ありのままに感じる」というマインドフルネスの練習をした結果だと思います。
- マインドフルネスを事例検討に生かすというアイデアに驚きましたが、発表した方にとっても一緒に話しを聴いている人間にとっても?山の事が出てくる方法だと感じました。
- 井上先生の歌は心にしみましたが特に「智慧の光」は感動して泣きそうでした。
- この研修を企画してくださった皆様や井上先生、一緒に時間を過ごした皆さんに感謝しています。
- 事例検討、むずかしい内容でした。家系図を使ったワークは新鮮で、瞑想も気持ちよかったです。実際の先生のお宅での看取りのスライドを拝見して、自分が幼い頃、危篤状態の祖母になんと声をかけていいかわからず、何も話せないままお別れになってしまったことを思い出しました。貴重な体験ができました。1日ありがとうございました。
皆様ありがとうございました。
井上先生ありがとうございました。
準備をしてくださったカスタマーリレイション部のスタッフの方々ありがとうございました。
このサイトの監修者
亀田総合病院
疼痛・緩和ケア科部長 関根 龍一
【専門分野】
病状の進行した(末期に限らない)癌や癌以外のあらゆる疾患による難しい痛みのコントロール、それ以外の症状の緩和