【活動報告】放射腺看護の勉強会

10月17日は放射腺看護の勉強会でした。

講師は、放射線治療看護認定看護師の益満陽子さんです。8月に放射線療法看護認定看護師を取得されたばかりのとてもフレッシュな認定看護師さんに無理言って講師をお願いしました。せっかくなので多職種で参加できるようにアナウンスさせていただくと・・・いつも緩和ケアレクチャー、がん看護勉強会は数名〜十数名なのになんと!!50名近くの方が参加してくださいました。

医師、看護師、放射線技師、栄養士、近隣病院の看護師、クリニック看護師と多くの方に参加していただきました。

参加動機には、実際に患者さんに放射線治療はどのような流れで行われるのか聴かれても説明できなくて困った、放射線治療中から治療後の副作用に対するケアに悩む・・・などでした。講義のあとの感想は、具体的な放射線治療の流れがわかったから患者さんに説明できそう、副作用対策をしっかり行っていきたい、など明日からケアできると自信が持てたようです。何よりも、放射線治療前の情報収集の重要性を知り、これからの看護ケアに活かしていきたいといった声が多く書かれていました。

放射線治療による口腔粘膜症状や嘔気などの苦痛症状や、放射線治療台の上での疼痛マネジメントについて緩和ケアチームでは依頼を受けることがありますが、さらに苦痛症状を軽減して治療継続できるように支援を強化していかなければならないと思いました。

(千葉)

171019img1.jpg

171019img2.jpg

このサイトの監修者

亀田総合病院
疼痛・緩和ケア科部長 関根 龍一

【専門分野】
病状の進行した(末期に限らない)癌や癌以外のあらゆる疾患による難しい痛みのコントロール、それ以外の症状の緩和