鴨川のキョン

今日はポカポカ陽気でしたね。日中は風も弱く、気持ちの良い日曜日でした。でも早朝は気温一桁、天気が良い分、放射冷却で夜間はグッと気温が下がります。皆さん、風邪を引かないように。実は虚弱体質で毎年2回くらい風邪を引く古澤です。
昨日から日本産科婦人科学会関東連合地方部会でした。私は土曜日外来のため参加できなかったのですが、当科から後期研修医と初期研修医の先生二人が演題発表をしました。私は直接拝見できませんでしたが無事に、立派に発表を終えたとの報告を受けました。


post94_1.jpg

房総は花がきれいなところです。房総の花と言えば・・・最初に思い浮かぶのは菜の花かな。でも、水仙もなかなかいいんです。冬から早春にかけて群生している様子は新しい季節の訪れを知らせてくれます。通常12月の中旬位から4月くらいまで、まだ花の少ない時期に咲きます。一般的な日本水仙は白と黄色、黄色い部分は調べてみると「副花冠」というのだそうです(花冠とは花弁、つまり花びらの集まりのことです)。日当たりの良い南向きの斜面で早くも水仙が咲き始めました。ときどき、「副花冠」の白い、真っ白い水仙が混じっています。これが、結構目を引き、私は好きなんです。ググってみたら、フサザキスイセンというのがこれに近いようですが、はっきりとわかりません。道を歩いていても普通の日本水仙の群生の中にこれが少し混じっていると良いアクセントになります。


post94_2.jpg

ハラビロカマキリの卵嚢。
普通によく見られるオオカマキリの卵嚢とは形が違います。普通なかなか目にしないのは、オオカマキリに比べ高い位置に作られるからかもしれません。目の高さより上にあることが多いですね。子供の頃、カマキリの卵を部屋の中に持ち込んだのを忘れてしまい、春のある日、部屋中にカマキリの子供だらけになってしまったことがあったな。やらかしたことがある人が多いんじゃないかな?


post94_3.jpg

隣の畑に蹄の足跡。夕方になると「ギョエーッ」と断末魔のような声が響きます。


post94_4.jpg

トレイルカメラの悦子の設置場所を家の上り口の竹やぶ脇に変えてみたら・・・ついに捉えました。鴨川のキョン。11/4の記事で写っていた個体と同じがどうかはわかりませんが・・・まあ、こんなのがそこいら中にいるわけです。「八丈島のキョン」というのが昔ありました。知っている人は、あまり、いない・・・か。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍