小春日和

立冬を過ぎ、冬です。が、昨日からポカポカと穏やかに日が差して、風も穏やかで、まさに小春日和です。間違って覚えている方はいませんか?「小春日和」は初冬の暖かい日を指しますよ。初春の暖かい日だと間違って覚えているい方が多いといいます。11月も中旬ですが、日中は半袖で過ごしていた古澤です。


post89_1.jpg

今日は暖かいせいか、トンボが多いです。指を伸ばして数分待っていたらアキアカネが止まりました。手乗り赤とんぼです。よく見ると、羽が少し傷んでいてやっぱり、秋は終わりなんだな、と思ってしまいます。君はあと何日空を飛べるのだろうか。


post89_2.jpg

こちらは赤身の強い赤とんぼ。恐らく「ナツアカネ」だと思います。(私、トンボはあまり得意ではなくて、ちょっと自信がありません。)
初夏にはさらにもっと真っ赤な「ショウジョウトンボ」というトンボもいますが、こちらは分類上は赤とんぼではないとされています。


post89_3.jpg

これがショウジョウトンボ。以前に撮影したものです。本当に真っ赤です。
赤いから赤とんぼ、と思ったら実は学問的には間違いなんです。
赤いのに赤とんぼではないトンボがいたり、赤くないのに赤とんぼに分類されるトンボもいるのです。現場の感覚と学問の間には、しばしば乖離があるのです。医療の現場でもよくあることです。「赤くなきゃ、赤とんぼじゃねぇだろ!」「赤けりゃ赤とんぼだろ!」これは普通の感覚でしょう。でも、科学としては、そうではない場合がある、ということを理論的に説明しなければならないわけです。難しいね。


post89_4.jpg

もう、1か月近くスズキの顔をみてないなぁ。昨日は反応があったんだって。いつも、そう。釣れるのはいつも「昨日」。


post89_5.jpg

帰ってからは、勿論、畑仕事。今日は仕事が少ないです。残り数本のソラマメの植え付けと、追肥、ネギの土寄せ位。
畑は夏野菜を片付けて、新しい冬物、春物を植えなければならない時期なんです。プロならどんどん植え替えるのでしょうが、私のような素人は少ないながらも実をつけるとなかなか片付けられないんです。これはコンポストの脇から勝手に生えてきたトマト。オレンジの中玉で苗は結構高かったんです。昨年コンポストに捨てた実から発芽して勝手に生えてきた、いわば雑草です。今年普通に植えたトマトを片付けた後も、週に数個くらいですが細々獲れるので意外に重宝しています。何しろ、根っこがコンポストの中なので栄養が良いのでしょうか?ピーマンも小さいながら細々獲れていて片付けができません。商売にするなら効率が悪いので別なものに植え替えたほうが良いのでしょうが、家族が食べる分だけなら週に数個獲れると、なかなか片付けられません。でもそこそこで見切らないと。


post89_6.jpg

トレイルカメラの悦子が何か捉えていました。なんだ?何か獣だ!前回正体の掴めなかったあいつか?


post89_7.jpg

次のフレームがこれ。あれ。よく見ると・・・。何やら奥に後頭部が見えているような・・・。


post89_8.jpg

10分後の記録。なんだ、お前さんか。あんまり、悪さするんじゃないぞ!

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍