どうしたんだ、トシノブ

5月ももうすぐ終わりです 今年は梅雨入りが早そうだと言いますが今日は梅雨を通り越して 真夏の暑さでした 今年初めての猛暑日だったところもあったとか。鴨川も昼間は30°C近くになっていたんじゃないかな。梅雨入り前に済ませたい仕事がたくさんあって日曜日も忙しい古澤です。このところ大気が不安定で、一昨日は明け方に突然雷を伴った大雨が降ってきました。かと思えば今日のこの陽気、体がついていけません・・・。

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それでも、まだ空気はカラッとしていたので風の気持ち良い一日だったな。

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じゃがいもの収穫時期になってきました。地上の部分がもうだいぶ枯れてきたので、今日は少しだけ掘ってみることにしました。ただ、雨の後で地面が湿ってると掘った後の芋が腐りやすくなってしまうので、本当は何日か晴れが続いた後が良いんだよね。すぐに食べきれそうな分だけ試し掘り。出来の方はまあまあですかね。

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ニンニクも収穫時期なのですが、こちらの方は今年は不作だね。半分くらいは病気で枯れてしまいました。ニンニクはうまくいくと一年分取れるのですが、今年はちょっと一年分には足りません。昨年がとても豊作だったので冷凍庫にまだたくさん眠っています。合わせれば、まあ今年も買わなくても済んじゃうだろうけどね。まあ、素人だし自然が相手なのでうまくいったり、いかなかったり。医療に関してはそれじゃ困るけど、遊びはそんなもんでしょ。

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遅れている夏野菜の植え付けを急がないと。ところが、こんな時に限って「トシノブ」が絶不調。エンジンをかけて耕し始めると1mも進まないうちにエンスト。何度始動してもすぐに「プスン」と。そのうちエンジンのかかりまで悪くなってきてしまった・・・。おいおい、夏バテじゃないだろうね。

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この暑さの中「勘弁してよ」と思いつつも仕方ない、鍬で耕そう。石灰と堆肥を漉き込んで畝立てし、マルチを張ります。何年か前まではそうやっていたんだから、と自分に言い聞かせつつも腰が爆発しそう・・・。

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向うには力尽きたトシノブ。とりあえず、やりきりました。
この後トシノブのエンジンオイルやエアクリーナーの点検をしたんですが特に問題なさそう。とりあえず刃の周りに絡んだ細かなゴミを徹底的に掃除して少し様子を見よう。
何でもそうですが、便利な道具に頼り切ってしまうと、いざ、道具が調子悪くなった時に手も足も出なくなってしまいます。手術でも超音波メスだの、ベッセルシーリングデバイスだの新しい、高性能で便利な道具が沢山出てきています。勿論、それらをうまく使いこなして安全に速く手術をするのが一番ですが、器械は故障します。停電したら使えません。僻地の病院に行ったらそもそも置いてありません。そんな時でも一旦始めた手術は終わらせなければならないわけです。いつだって、最後に頼りになるのはシンプルな道具と自分の手、頭、そして体力です。

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知り合いにウニをいただきました。鴨川に住んでいるとこんなお裾分けがたまにあります。最近、海水温の上昇の影響か場所によってはウニが増えすぎて海藻を食い荒らし、海の環境悪化の原因として問題視されてるようです。いただいたウニは小さいものが多かったのでもしかしたら駆除のために獲ったものなのかもしれない。ありがたく頂いたのですが、これの処理がなかなか大変。 キッチンバサミで殻を割ってスプーンで黄色い卵巣ほじくりだすのですが 何しろ小さいので食べられない部分とうまく選り分けるのがなかなか大変。

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掻きとった身は塩水の中で洗ってゴミを取り除きます。終わってみればそれなりの量にはなりました。明日はうに丼にしよう。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍