狭いの怖い

ムシムシとスッキリしない天気が続いています。えらく梅雨明けが早くて水不足が心配だなと思ったら、帳尻合わせのように、梅雨に逆戻りしたかのような天気です。恵みの雨かと思ったら今度は各地で災害級の大雨。房総半島の先端、鴨川は今のところ平和ですが、県内でも数日前には木更津辺りで冠水被害も出たそうです。畑仕事は沢山あるのに作業を始めると降り始める雨にイラっとしている古澤です。このところ、色々忙しくて記事を書くのをサボっていました。


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降ったり止んだり、晴れ間にはこんな虹も見えるんですが、少し西側に目をやると雨雲が立ち込めています。天気が悪いせい、というわけでもないのでしょうが、このところ腰痛が悪化しているのでこの機会にしっかり調べてもらうことにしました。生まれて初めてMRIを撮影したのですがこれが、想像していた以上の恐怖体験だったんだよね。


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子供の頃のちょっとしたトラウマで実は閉所恐怖症なんです。それも体にぴったり位のトンネルが怖いんです。まあ、大丈夫だろう、なんて甘く見ていたら想像以上に狭い!顔のすぐ前に迫る壁、何かあっても身動きできない圧迫感に息苦しくなって「気分が悪くなったら押してください」と手渡されたボタンを開始前に既に押したくなってしまいました。今まで患者さんに「まずMRIでも取りましょう」何て簡単に言っていたことを深く反省。 結局、診断は「腰椎椎間板症」、椎間板が変性してクッションとしての機能が低下している状態なんですと。改善には月単位で時間がかかりそうで今まで通りリハビリを続けるしかないようです。


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夏野菜は今のところ順調に収穫できています。トマト、キュウリ、ナスなど主だった作物はガッチリ囲っているので今のところ猿の被害はありません。ただ、この囲いの中での作業が腰にはきついんです。


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また、囲ってあると細々した手入れがしにくいのでちょっと油断するとこの通り、何が植わっているのか分からないくらいの雑草。雨上がりの日照りでムシムシするなか、熱中症になりそうになりながら草刈をすると・・・


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この通り、サツマイモの畝でした。囲わなけりゃ猿の餌食だし、囲えば収穫も手入れもしにくいし、腰には負担がかかるしと、本当に困った。


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これからいよいよ夏本番。
今月から当科ではロボット手術も始まります。周産期新生児学会、婦人科腫瘍学会がおわり、日産婦学会も迫っています。忙しい夏です。


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庭のクヌギの木を蹴飛ばしたら落ちてきました。セミの声も急に大きくなってきました。いつもと同じ季節の移り変わりですが、コロナ第七波はものすごい勢いで拡がってきています。皆さんも感染にはくれぐれも気を付けてよい夏をお過ごしください。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍