立夏

ゴールデンウィークです。前半は天気が悪かったですが、後半に入り初夏の陽気です。ここ最近、休みの度に天気が悪くてなかなか進んでいなかった夏野菜の植え付けが忙しくなってきました。しゃがんでの作業で腰が爆発しそうな古澤です。今年に入ってから週に1回理学療法に通っているのですが、もう学生時代からの付き合いになる腰痛なのでなかなかすぐには良くなりませんね。


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何しろ観光地なので他県ナンバーの車が続々と入ってきます。道を選ばないとちょっとスーパーまで買い物に行こうにも渋滞に巻き込まれます。 買い物ならまだいいんですが、何しろ 医療圏が広い田舎なのでお産で入院の患者さんが渋滞に巻き込まれて病院にたどり着けない心配もあります。連休前の妊婦健診では満期のお母さんたちの住所のチェックが非常に重要です。


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散歩をしていたら山間に気持ちよさそうに泳ぐ鯉のぼりを見つけました。こどもの日です。近所のお菓子屋で柏餅を買ってきました。久しぶりに制限のない連休ですが特にどこに行くでもなく、のんびり、ダラダラしています。


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数日前、散歩中に家から2km位離れた場所で猿の群れを見かけたので「今日は来ないだろう」と出かけて帰ってきたらなんと、まだ挿したばかりのサツマイモを全部引き抜かれていました。今年も本格的に戦いの季節がはじまったなあ・・・。昨年はある程度育って、指先ほどの芋ができ始めたところでやられたので結局1/10程度しか収穫できませんでした。サツマイモや玉ねぎは生育期間が長いので途中で引き抜かれるとやり直しができません。


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今年は引き抜かれたのがまだやり直しの利く時期だったのが幸いだ。早速、網でガッチリ囲って挿し直し。
邪魔者さえいなければ茎を地面に挿すだけで育っちゃうのだ。植物の生命力はすごいです。挿した後は水を与えるのですが、しっかりと根を張らせるためには水をあげすぎないようにするのがポイントになります。水が豊富にあると頑張って根を張らなくても水を得ることができちゃうので根の張りが悪くなります。水が少なければ頑張って水のあるところまで根を伸ばしていきます。なんでも与えれば良いというものではないんだね。ちょっと足りないけど 頑張れば手に入る、そのぐらいの加減が一番良いのだ。でも足りなければ枯れちゃうわけで 難しいんですよ。その前にもう引き抜かれないようにしないと。


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スナップエンドウやそら豆はまあまあの収穫です。網でがっちり囲ってあるので今のところ猿の被害はありません。ただこのアミノ囲いが私の腰を痛めつけてくれます。囲いの中に入って中腰での収穫は拷問に近いものがあります。このソラマメを莢のまま焼いて食べるのが一番美味しいね。


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傷む腰に鞭を打っての草刈り。ケイスケが活躍する季節になりました。伸び放題だと猿やキョンの隠れ家になり、またマムシもでるんだよね。近所に小さな子供もいるし、住民の散歩道でもあるので道端の草も刈らなくては。これからしばらくは2週に1回くらいはケイスケの出番です。こうして長い手術にも耐えられる足腰を鍛えられていくのだ。
さぁ、風呂に入ってソラマメをつまみにビールだ。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍