新しい仲間

このところ春が急加速している感じです、今日は日中、庭の温度計で22℃ありました。今日はお休みだったんですが畑仕事をしていても上着は不要でした。この暖かさで桜の蕾も急に膨らんできています。周りを見回すと緑が濃くなってきました。彩鮮やかな季節になってきたのはうれしいのですが、また今年も始まる雑草との戦いの日々を思うとちょっと憂鬱な古澤です。


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散歩していたらフキノトウを見つけました。周りを見渡すとあちらこちらに顔を出していあるのでお土産にいただいていこう。ちょっと小ぶりだけどあまり開いていないのを選んで摘み取ります。


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フキノトウと言えば天ぷらだね。ツンと鼻に抜ける春の香り。これを食べないと春が実感できないね。先週は水が入る直前の田んぼでセリを摘んできました。タラの芽はまだもう少し先だな。


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これから畑仕事も忙しくなります。冬ものを片付けて、草取りして耕して・・・これから植えなきゃならないものが沢山あります。そして、サル対策。やってもやっても終わらないよ。奥に立っているのは誰だ?


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この春からうちの畑を守ってくれることになった「コトちゃん」です。2019年の台風で大けがをして引退した「スケキヨ君」と「ジェイ子」に代る期待の新人(?)です。「コトちゃん」は移動可能でどこにでも立ち位置を変えられ、台風の時などには簡単に避難できるのが特徴なのだ。そう、猿どもに簡単に見破れないようにこっちも考えているのだよ。この不気味さがサルに伝わればいいんですが・・・。実は「コトちゃん」には奥さんがいるのだ。猿どもが活発に動き始めたら夫婦で働いてもらいますが今はまだ奥さんは家の中で待機中です。奥さんの不気味さもなかなかのものなんですが、サルの前に来客をビビらせるのが彼らの悪い所なのだ。


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昨年秋の突然の大豊作の後、さっぱりになってしまったシイタケのホダ木。シイタケの芽は出るのですがこんな感じで発育が止まってしまい収穫に至りません。芽が出るということは菌がしっかり回っているはずなのですが・・・なんでだろう?
なんでもそう(?)ですがやる気がなくなってしまった時には刺激を与えてやるのがいいんですと。


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まずは、水攻め。上下ひっくり返しながら数時間水につけて・・・


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そして、ハンマーで叩く!色々調べたら理由はわからないんですがホダ木に強い振動を与えると菌の活性が高まるんですと。2週間前に水攻めしてハンマーでしばいたら・・・


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なんと、本当にまた採れ始めました。刺激のない、ヌクヌク生活はやっぱりダメなんだな。シイタケの喝の入れ方はわかった。でも、若手医師の教育の場面ではなかなか刺激の与え方はどうすればいいんだろう。せっかく芽が出そう、芽が出ているのに伸びないなんていうとき時には強めの刺激を与えてあげたほうがいいんだろうね。パワハラはダメだけどね。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍