専攻医からのメッセージ 『産婦人科専門研修プログラム〜亀田を選んだ理由〜』

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はじめまして!亀田総合病院産婦人科専攻医(後期研修医)1年目の鈴木賢哉と申します<m(__)m>

私は愛知県出身で、静岡で大学、初期研修医時代を過ごし、今に至ります。
鴨川、ましてや千葉県に縁もゆかりもなかった私ですが、すでに馴染んできております。
この記事をご覧になっている方は、私がなぜ当院で働いているのか、気になって仕方ないのではとお察しします。
この場をお借りして、当院での専攻医プログラムを選択した理由をお伝えし、ひいては、今進路選択で迷われている方々の一助になればと思います。
理由は大きく2つあります。一つはプログラムについて、もう一つは研修環境についてです。

1.プログラムが充実しており、バランスの良い研修ができる

産婦人科は周産期、婦人科、生殖医療、女性診療の4つに分けられますが、当院にはどれも余すところなく研修できる環境があります。具体的には、ARTセンターでの研修(生殖医療科における不妊治療研修)、NICUでの研修が各3ヶ月ずつプログラムに含まれており、横断的に産婦人科を学ぶことができます。これは総合周産期母子医療センターとしての周産期科、ARTセンターとしての生殖医療科という専門チームをもつ当院ならではの強みではないでしょうか。また、関連病院での研修先が豊富であることも魅力です!(^^)! 当院の専攻医プログラムでは3年間のうち、6ヶ月間×2回、外部病院での研修が含まれています。関連病院は北は福島県から南は鹿児島県奄美大島まで、周産期に特化した病院、大学病院から地域医療を得意とする病院など様々あり、自分の興味のある分野、風土などを考慮して主体的に選択し、研修することができます(*'▽')
詳しくはコチラ→(https://www.kameda-resident.jp/senior/program/surgery09.pdf

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(写真は専攻医を対象とした子宮鏡手術セッティングの練習風景です。)

2.研修環境に恵まれている

症例が豊富かつ、専攻医が主体となり診療に携われる点です。毎朝カンファレンスにて、専攻医が主体となって当直帯の申し送りや、入院患者のプレゼンを行います。そこで自らが立てたアセスメントやプランに対して、上級医のフィードバックを受けた上で診療に当たります。さらに毎週二回、朝カンファレンス前に専攻医中心でガイドラインの勉強会を行っており、上級医のアドバイスの下、知識を深め、症例の振り返りを行うことができます。また、勤務体制については、当直回数は月6回程度で、明けの日はなるべく業務が免除されるよう工夫されており、午後は帰宅可能です。これは単なる勤務緩和だけでなく、今後の働き方改革の流れに即した勤務体制を実践するためであり、しっかりと休みをとることでメリハリのついた業務が行えることも魅力の一つです(*^-^*)

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(写真はKGSTSという産婦人科が主体で行っている腹腔鏡手術トレーニング風景です。こんな感じでOff the Jobトレーニングも充実しています!(^^)!)

業務以外でも、同期だけでなく専攻医2,3年目の先輩方がいらっしゃるので、頼りになるのはもちろん、悩みを共有できたり、息抜きに食事や買い物、アウトドア活動として鴨川市ならではの海でのレジャースポーツを楽しんだりできることも良い点です。(今はコロナ禍のためあまり行けませんが・・・)
写真は、同期の誕生日を祝った図です。こんな感じで仲良くやっています(*^-^*)

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このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍