風薫る

ゴールデンウィークも終わってしまいました。 本当に早いもので、今年も1/3が終ってしまいました。研修医、専攻医の皆さんもそろそろ疲れが出始めた頃だと思います。私の方もちょっとした環境の変化もあり、年度初めの事務仕事も重なってちょっと疲れていましたが数日いい休息が取れました。「風薫る」と言うにはちょっと 南風が強すぎる日が多かった連休ですが少し元気を取り戻した古澤です。


post257_1.jpg

連休中のある日の鴨川の海。
緊急事態宣言の下、ステイホームが言われてはいましたが、天気が良かったせいか東京を始め他県のナンバーの車が結構来ていました。自粛、自粛のストレスでみんなが房総の海風を求めているのでしょう。といっても、いつもの連休に比べればはるかに少ない人出でした。
どこにも出かけなかったのでずっと畑仕事と草刈りです。夏野菜の植え付けや種まきは大分捗りました。


post257_2.jpg

そら豆は今が収穫の盛期、スナップエンドウはそろそろおしまいです。豆を片付けた後にはサツマイモを植える予定です。


post257_3.jpg

ソラマメがなんで「空豆」か知ってる?このように空に向かって育つからなんだよ。若いうちは上に向かってグングン伸びて・・・


post257_4.jpg

豆が充実してくると重みで下向きになります。こうなった時が収穫のタイミングです。実るほど首を垂れる・・・ではありませんが、人としてもソラマメのようにありたいものです。


post257_5.jpg

タラの芽とコゴミ、収穫した新玉ネギとソラマメの天ぷらに豆ごはん。新緑の季節の旬を口にできるのはとても幸せなことです。せっかくのすがすがしい季節、本当はみんなにこういうものを食べに来てほしいんだけどね。例年、亀田の産婦人科では近くの古民家のようなお店に新人歓迎を兼ねてタケノコを食べに行っているのですが、コロナの影響で昨年、今年は開催できていません。どこでもそうでしょうが、歓送迎会もできず、新人さんたちが気の毒です。流行が治まったら盛大にやりたいなあ。


post257_6.jpg

鮮やかなオレンジ色がハラハラと目について、見慣れない蝶だなと思ったらアカシジミという蝶でした。別に珍しい蝶ではないようですが、うちの庭ではあまり見かけない蝶です。桜、藤が終って今はツツジが満開。もうすぐアジサイが咲きます。燕が飛び交い、ウグイスやホオジロ、シジュウカラのさえずりが聞こえて生命感が満ちあふれる季節です。疲れたらちょっとだけ窓を開けて耳を澄ますといいよ。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍