当院でのiCTGを活用した遠隔医療の取り組み

日経新聞 夕刊一面に掲載いただきました!感激!

亀田病院の産科での取り組みをご紹介します。

2018年より、遠隔CTGを用いて、胎児発育不全の在宅管理を行っています。
当院の広域な医療圏における、患者さまの時間的・経済的負担を軽減しようと始めたものです。

高度な胎児発育不全に対して、従来の当院管理では入院管理としていましたが、現在は遠隔CTGを使用して自宅での胎児モニタリングを組み合わせて、外来管理を行っています。

通院だと片道1.5時間、入院だと1-2週、時間的にも経済的にも負担があるかと思いますが、そこを軽減できればと取り組んでおります。

コロナ禍でオンライン診療が注目された今を機に、さらに遠隔CTGを活用していきたいと思います。
医療過疎地での診療、働き方改革など、ニーズはあるかと思います。

患者さまにも医療者の双方にとってメリットのある、社会的に意義のある取り組みとなるよう考えて参ります!

【日経新聞Web】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65048110V11C20A0SHA000/

※遠隔CTGはメロディインターナショナル社の製品 iCTGです
【メロディインターナショナル社のHP】
https://melody.international/

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このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍