火星接近

朝夕はすっかり涼しくなってきました。 気が付けば10月、秋本番です。台風14号が発生して、まだ列島からは離れていますが前線を刺激して夕方からは雨の予報です。
猿の襲撃に日々、戦々恐々としながら、落花生とサツマイモの掘り時を迷っている古澤です。


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10月6日は火星の最接近でした。地球からなんと6200万キロメートルまで近づくんですと。そういえば、最近、火星が近いなぁと思ってたんだよ、なんて人はいないだろうな。今日も朝方は晴れていたので南の空にひときわ赤く光っていました。
前線の影響で波気が良さそうなので海の深夜勤務に行ってきました。最近本当に釣れないんだよね。確か7月に釣って以来、スズキの顔は全く見ていません。たまに釣れてもヒラメかワカシ。これだけ釣れないのに我ながらよく通ってるなと感心します。棒を振り回しながらひたすら砂浜を歩き回り、本当に精神と肉体が鍛えられます。


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メチャメチャいい海です。流れがあって、いいサラシが出て。波が砕けて白く泡立っているところを「サラシ」といいます。溶存酸素が豊富なだけでなく、身を隠しやすくなるのでスズキはこういう所にいます。そこら中でスズキが口を開けて待っていそうに見えますが・・・。相変わらず、ピクリとも当たらずに時間が過ぎていきます。こんな日に釣れないなんてありえないんだけどなぁ。


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粘って粘って、やっときました。スズキ・・というよりはセイゴだけど、小さくても1匹は1匹。この後もう一発デカいのを掛けたんですがバラしてしまいました。よかった、スズキは絶滅してはいなかったようだ。
それにしても、ここまで釣れないと、震災前を思い出します。2011年の1月中旬ごろ、あの時は今と逆に浜中にスズキが押し寄せて1か月近く釣れまくったんです。震源近くのスズキが避難してきたんじゃないかと私は思っているんですが、だとしたらこの辺りからスズキが姿を消したのは・・・なんて愚考していたんですが、大丈夫だろう、きっと。


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落花生を二株ほど試し掘りしてみました。「大まさり」と言う大粒の品種です。出来はまあまあかな。まだ未熟なのも混ざっていてもう少し待ちたいところです。掘りたての新鮮な落花生は 茹でピーが美味しいです。ホクホクして自然な甘さで止まらなくなります。パリパリのピーナッツもいいですが、掘りたてでないと食べられない茹でピーもなかなかです。


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安納芋も少し掘ってみました。もうちょっとかな、できれば今月末か来月の頭まで待ちたいところですが後は猿の動き次第です。やられる前に掘らないと。


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植えたわけではないんですが 庭の隅に山芋が生えてます。毎年むかごは採って食べていたんですが芋の方は掘ったことがありませんでした。結構ツルが太くなってるのでもしかしたら自然薯が採れるかもしれない、試しに掘ってみることにしました。プロは専用の細長いシャベルを使うんですが当然そんなものを持っていないので普通のシャベルと手で頑張ります。庭木の根っこの間に絡みつくように枝分かれして伸びているので形が複雑で掘るのが容易ではありません。売り物にするわけではないので枝分かれしたところは手で折り採りながらなんとか掘りあげました。バラバラになっちゃいましたが 結構な量があります。家族でとろろ芋を食べるには十分な量です。


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山芋はすりおろす時に手が痒くなるんだよね。本来はおろし金ですりおろした後にすり鉢でするわけですが、思いつきでフードプロセッサーにかけてしまいました。これがなんと、キメが細かく空気をたっぷり含んでフワフワに仕上がってすり鉢で作ったよりもむしろおいしいんではないかと思ってしまいました。食通の人が聞いたら怒られるかもしれませんが手が痒くならず、もしかして、凄い発明なんじゃね、なんて思ったのですが、念のためと思って検索したらクックパッドに出てました、誰でも考えるか・・・。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍