青い太陽

連日、危険な暑さが続いておりますが、次から次に発生する台風が今後どっちに向かうのか? 非常に気になりますね。夏の高校野球も始まりましたが、この暑さです。色々、話題になっている件もありますが、学生時代野球をやっていた者として、時代が変わった、というか、地球が変わってしまったので、もう、真夏の真昼間に甲子園でやることは無理なのではないかと思ってしまいます。春は甲子園で、夏はどこかのドームでやるとか、せめてナイトゲームにするとか、暑さとか連戦とか、辛さに耐えたことを称える時代はもう終わりで良いのではないかなぁ。といいつつも、根性論も決して嫌いではない古澤です。でも、将来ある子供たちを守るために大人が考えないと。


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今日も暑くなりそうだ。
高校球児を守るために考えなければならないことと同じようなことを、研修医や若手産婦人科医のために考えなくてはならない時代です。どうしたら研修医のみんなが産婦人科を志してくれるのか、どうしたら若手産婦人科医が辞めずに続けられるのか。指導者が変わらないといけないんですよね。


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台風の影響か、いい波加減で久々の連勝です。大きくはないですが、ちょうど食べごろの60cm弱。旬なので久しぶりにいただいていきましょうか。それにしても暑い。6時半を過ぎたら、もうやっていられません。


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カツオノエボシです。海で遊ぶときは気を付けて。ガラス細工のような不思議な美しさですが、絶対に触らないように。いわゆる「電気クラゲ」です。


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何だこりゃ!色はカツオノエボシと似ているけど、全く形が違う物体。よく見ると、丸い部分が波を打つように動いています。調べてみたら「ギンカクラゲ」というんだそうです。初めて見ました。青い太陽のようです。毒は弱いそうですが触らない方がよいですよ。それにしても、海には不思議なものがいっぱいいますね。


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この時期、新聞には毎日のように水の事故の話題。鴨川を始め、房総は楽しい海の遊び場がいっぱいですが、特に、外房、南房は潮の流れの速い所が随所にあります。絶対にいけないのは海水浴場以外での遊泳。手前からいきなりドン深かになっていたり、離岸流があったり泳ぎに自信があっても危険です。それから釣りでも磯遊びでも、特に子供にはライフベストをつけること。大人も是非つけましょう。
館山の堤防で当時3歳くらいだった長男を連れてキス釣りをしていた時のことです。飽きてしまって遊んでいた長男が、私の目の前で華麗な前転を決めながら、足元から2m位下の海面に吸い込まれていく光景を今でも鮮明に憶えています。脱げてしまった靴を拾おうとして転落したのですが、無言のまま、スローモーションで、しかもあまりに着水が綺麗だったので水しぶきも上がらずに海中に消えていったんです。が、次の瞬間、「とおうちゃあぁぁぁん」という叫び声とともにプカーっと浮き上がってきました。嫌がるのをなだめてつけさせていたライフベストのおかげでした。水深は3m位あって、慌てて飛び込んだ私が、逆に息子につかまって岸壁に泳ぎ着いて、近くにいた人たちにロープで引き揚げてもらったのでした。写真はもう15年くらい使っている私の釣り用のベストですが浮力体が入っていてライフベストにもなります。(チャックがさびて金具がなくなってしまいポケットが閉まりません・・・でも、浮きます)せっかくの楽しい時間が台無しにならないように。


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久しぶりのスズキのお刺身。アラと頭は煮つけて無駄にはしません。この時期は脂がのっていて捌いた手がベタベタになります。美味しいです。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍