父の日

今日は梅雨の晴れ間。昨夜からの強風は、久しぶりの青空に浮かぶ真っ白い雲を凄いスピードで運んでいきます。今日は拘束で出かけられませんが、気は持ちよう。どうせ、海は時化で釣りにならないでしょうから、「今日が拘束で良かった」とプラス思考の古澤です。


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ナミアゲハ。どこにでもいる蝶ですがきれいですよね。ランタナの花は蝶をよく呼んでくれます。久しぶりの強い日差しに蝶も喜んでいるようです。アオスジアゲハもきれいですが、動きが速すぎて写真が撮れませんでした。


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スモモが色づき始めました。もう数日で収穫が始まりそうです。鳥やら動物やら、敵が多いので大変です。


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今年最初のトマト。1個は育てた者の特権でその場で頂いて、1個は娘に残しておきましょう。甘みの強いミニトマトです。


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キュウリとナスが何者かにやられました。キョンかな?
これからは畑に美味しいものが沢山出来るので網を張って備えないと。でも、「アイツ」は多分、キュウリやナスはあまり食べないと思うんだよね。甘い果実とか、栄養価の高い豆とかトウモロコシを狙うんだよね。しかも、上からも来るから網を張っても防げないので困ります。


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今日は父の日。娘がプレゼントをくれました。お店で見た瞬間、「これだ!」と思ったそうです。見た瞬間、笑ってしまいました。確かに、これが出て来るテレビをよく見ているんですが、まさか、これをいただけるとは。どこに飾ろうか・・・。


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研修医の皆さん、そろそろ採血や点滴は上達してきたかな? 
これからの時期、ちょっと油断するとこの「採血名人」がワンワンたかってきます。
凄いですよ、彼女たち(血を吸うのは雌だけです)は痛みを感じさせずに、確実に血管に針を入れてきます。コイツの採血技術もさることながら、使っている道具も凄いんです。蚊の針は1本ではありません。調べてみると、上唇、下唇、咽頭が各1本、大顎、小顎が各2本の計7本が合わさった構造になっているそうです。上唇が血を吸う針ですが、ギザギザの付いた小顎が上唇の両側にあって、これで皮膚を切り裂きながら上唇を差し込みます。さらに咽頭と呼ばれる針から「抗凝固剤」を注入して自分の体重と同じくらいの血液を吸います。細くて鋭ければ痛点を避けやすく痛みが少ないように思ってしましますが、ギザギザのある小顎で交互に皮膚を切り裂きながら差し込むことで皮膚に緊張がかからず、痛覚を刺激しないんだそうです。ご存知かもしれませんが、この蚊の針の構造を基に、痛みの少ない注射針が開発されています。
研修医の先生たちが点滴ルートを取るところを見ていて、正直なところ「練習が足りないんじゃない?」と思うことがあります。わかっているとは思いますが、練習は自分たちの腕を使ってするものですよ。技術の習得だけではありません、患者が感じる痛みを知ることが大事です。20ゲージ、18ゲージで血管を探られる痛み、勿論、わかっているよね? 蚊も馬鹿にできないよ。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍