梅雨入り

関東地方も梅雨入りしました。朝からジトジト、肌寒いです。今朝も棒を振り回しながら歩き回る、心と体を鍛える修行に行ってきた古澤です。今日も、魚に怪我をさせずに済んで、本当に良かった。私は、本当に魚にも優しいんです。
アジサイが見頃になってきましたね。アジサイは色も形もいろいろバリエーションがあっていいですよね。知っています?アジサイの花は土壌のPHによって色が変わります。酸性土壌では青く、アルカリ性土壌では赤くなります。我が家は酸性が強い土壌なので、赤いアジサイを植えても、きれいな赤が出ません。石灰を撒いてPHを上げればきれいになるかもしれないのですが、今年はあまりうまくいきませんでした。

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アジサイは有毒植物なので、よくあるアジサイにカタツムリがとまっている絵は嘘だ、なんて書いてあるものがあります。実際、アジサイの葉はあまり虫に食われませんし、カタツムリの餌にはならないようです。でも、世の中には面白い研究をする人がいるもので、この梅雨の風物詩が本当かどうか、調べて論文にした人がいるようです。まぁ、あまり有力な雑誌ではないようですが、実験と野外調査でアジサイと桜と稲の葉でカタツムリの選択性を調べています。その辺で普通に見られる「ミスジマイマイ」では実際にアジサイの葉に対して選択性を示したようです。アジサイの大きな葉の陰に隠れることで外敵から身を守ることが目的なのかもしれません。日々接している臨床においても、「当たり前」と感じることに疑問を持つことが大事です。

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きれいな虫でしょ。でも、これハエの仲間です。調べたら「マダラアシナガバエ」というんだそうです。わずか、5mm位の大きさです。なぜ、こんな金属的な光沢をもっているんでしょうね? ハエ=汚い、も間違ったイメージですね。ひとの目から見ると、キラキラ目立つように思うのですが、自然界では周囲の色に溶け込んで敵に見つかりにくいんでしょうか?

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今日は、畑の仕事がほとんどできず、長男の買い物に付き合わされました。途中で立ち寄ったJAの販売所で房州ビワを見つけました。一級品は箱に入って、10個で何千円、これはB級品(形がいびつだったり、小さな傷があって規格に当てはまらないもの)で12個で600円。粒は大きいですし、味は同じだからね。冷やして食べるとみずみずしくて、甘くて、美味しいです。

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季節ものがもう一つ、私が釣ってきた、と言いたいところですが、実はご近所から戴いたカツオ。丸々太っていいカツオです。カツオとかマグロ系の魚は、スズキやブリの類とちょっと捌き方が違うんです。また、身も軟らかいので、強くつかむと実が潰れてしまいます。普段あまり扱わないので少し苦戦。何とか4サク取りました。今日の夕飯は終わってしまったので明日のおかずだな。カツオ、私はマグロより好きですね。真っ赤な身は「魚の肉を喰ってる」って感じがします。時期によって味が変わるので飽きが来ないようにも思います。この辺りのものはなにしろ新鮮なので、タタキよりも生の方が私は好きですね。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍