ほたるの季節

朝からジメジメと蒸し暑いです。天気予報では今週末には関東も梅雨入りかもしれないと。昨日は、病院から見える鴨川の海の具合がいい感じだったので気合を入れて早起き。予報でも南寄りの風で今日こそは釣れるんじゃないの?なんて、淡い期待を抱いていた古澤です。


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う〜ん、なかなかうまくいかないね。この間は大荒れで釣りにならず、今日は予想に反して、ベタ凪、無風。間違って、湖に来てしまったかと思うような絶望感。鳥もカラスとトンビが飛んでいるだけ、海鳥は全く姿を見せず。なぜか、トビウオだけやたらと目につく不思議な日でした。写真は私のルアーにびっくりして、飛び出したトビウオです。このまま沖に向かって50m位滑空していきました。トビウオは普通に100〜300m位は飛ぶそうです。トビウオは夏の魚です。夏になると時々沖で飛んでいるのを見ることがありますが、こんなに波打ち際で何匹も見ることは珍しいね、どうしたんだろう?ちなみに、トビウオはこの辺りではスーパーでも普通に売っています。刺身やなめろうがおいしいよ。結局、スズキはカスリもせず、ショゴ(カンパチの幼魚)1匹でした。


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ホタルブクロ。林の際などで普通に見かける野草ですがかわいらしい花です。栽培種でいろんな色のものが出回っていますが、なぜかうちの庭では気づくと自然消滅してしまいます。


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おしゃれな模様の虫でしょう?でも、カメムシです。アカスジカメムシ。セリ科の花に集まります。この花はパセリの花、セリ科です。ただ、このカメムシは臭くないと書いてありました、が、自分で試そうとは、どうしても思いません。実は他にもカメムシの仲間にはきれいな模様のものが沢山いるんです。


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トマトの実が膨らんできました。梅雨入りも近いので雨除けのビニールを張ります。先日、支柱は立てておいたので、今日はビニールを張るだけなんですが・・・


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誰も手伝ってくれないので、これがなかなかの重労働です。脚立に登ってあっちを引っ張り、こっちを引っ張り、留め具で止めて・・・、蒸し暑い中、汗だくになりながら1時間近くかかりました。


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脇芽を掻いて、花のホルモン処理をして、支柱にしっかり絡めて・・・。やることがいっぱいです。私はこのねじねじ型の支柱が好きでずっとこれでやっています。幹が伸びるたびにこの「ねじねじ」に絡めていきます。


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6月に入り、そろそろホタルが飛ぶ頃です。先日、近所でヘイケボタルを見つけたことを書きましたが、今日は、昨年もご紹介した濃溝の滝へ行ってみました。平日なので車を止めるのに苦労しませんが、日曜、休日の日中は駐車場が一杯です。こんな看板が出ていますので行けばわかると思います。


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綺麗な木道が整備され、自然の森と植栽でホタルの住みやすい環境になっています。木道周囲は湿地です。日中あんなにジメジメ暑かったのに、夕方はひんやりします。


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7時45分ごろから飛び始めました。でも、今日が寒いからなのか、昨年よりちょっと少ない。でも、これから増えて来るかな?ここで今見られるのはゲンジボタル。強い光でゆっくり明滅します。もう少しすると、主役がヘイケボタルに変わります。光はゲンジより少し小さく、速いテンポで明滅します。時期によっては両方が混在するそうです。7月くらいまで見られます。なぜか、ホタルの光を見ると、懐かしさで胸がいっぱいになります。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍