うれしいけど、ちょっと寂しい

連休が終わって最初の週末、皆さん、休みボケは抜けましたか?
10連休とはいかないまでも、何日かお休みをいただいたのは良いのですが、仕事の面ではそのしわ寄せがなかなかきつい1週間だった古澤です。
ところで、このブログは亀田総合病院産婦人科から主に医療従事者への情報発信を目的としています(もちろん、医療従事者以外の方もご自由にご覧ください)。
私がこのブログに記事を書き始めてから、今日でちょうど1年になりました。私が初めてこの「鴨川ライフ」に記事を書いたのが2018年5月13日で、その後、2回の学術報告を含み今回で88回目になりました。我ながら、良く続いているなと思います。大きなことはできませんが、泥臭く、コツコツ根気強く続けるのが私のスタイルです。お読みいただいた方はお気づきのように、「これが、産婦人科と何の関係があるの?」という内容ばかりですが、私がここに記事を書いているのは、全国の研修医を含む若手医師に「鴨川ってこんなところだよ」「鴨川でこんな生活をしている変わった医者がいるよ」ということをお伝えするのが目的です。鴨川での生活も楽しいよ、長い人生の中での数年間をこんなところで過ごしてみてはどうだい?というメッセージです。勿論、若手産婦人科医としての鴨川での生活は、楽しいだけではなく、医師として大きな成長ができるものになるでしょう。

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かわいい花でしょう?アサツキの花です。ネギ系の花は意外にきれいです。ハーブとして出回っているチャイブとほぼ同じような感じです。いわゆるネギ坊主みたいなもんです。野菜の花は普段あまり見ることがないですがきれいなものも少なくないです。

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連休明け、火曜日頃まではシジュウカラの声が盛んに聞こえていたのですが、水曜日頃から、全然聞こえなくなって、もしかしたら・・・
その後も毎朝観察していたのですが、あれだけ盛んに出入りしていた親鳥が全く来なくなってしまいました。巣箱に近寄っても全く生命感がありません。

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思い切って巣箱の中を確認してみました。
どうやら、残念ながら、1羽は育たなかったようですが、恐らく巣材の形からは2羽のヒナが巣立ったようです。

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巣材を取り出してみると、7〜8cm位の厚みでふかふかのベッドができていました。下層は主に苔、上層は恐らく犬と思われる動物の毛。いつの間にこんなに運び込んだんだろう。これだけフカフカならヒナたちも快適だっただろう。びっくりするのは糞がほとんど落ちていなく、卵の殻もないこと。親鳥はエサを持ち込むと、代わりに糞を咥えて出ていきました。きれい好きなんだね。見習わないと。亡くなってしまったヒナは巣箱の足元に埋めてあげて、巣箱はきれいに掃除しました。数日、日に干してから同じ場所に掛けましょう、また来年も入ってくれるように。
無事巣立ったことがうれしい反面、「もういないのか」と思うとちょっと寂しい気持ちもあります。

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暖かくなってきたので雑草の発育もハンパないです。里芋の区画ですが、2週間前の植え付け時には雑草はまったくありませんでた。里芋の芽がどこにあるかわかりませんね。

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雑草を取ればこんな感じです。まぁ、また2週間もすると元通りなんだけどね。一緒に植えたショウガは芽が出るのに時間がかかるのでまだ芽が出ていません。
こんな作業をしていたら、なんか、後ろでゴソゴソ気配がする・・・、振り返ると、なんと私の10m位後方でアイツがソラマメを両手に持って食べています。私に気付いていないのか、私が気づかないと思っているのか。急なことで写真は撮れなかったのですが、近くにあった石を拾って投げつけようと思ったら、私の殺気を感じたのか慌てて逃げていきました。

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ニャロメ、どうしてくれようか、と言いたいところだが、これからはスモモやらトマトやらトウモロコシやら、奴らの大好物が沢山。ひとが食べておいしいものは奴らにも美味しいんだよね。本当に憎らしい。どう対策をしようか?頭が痛みます。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍