春待ち雨

つい数日前に20℃を超えたかと思えば、昨夜からの冷たい雨。この気温差はなかなか体に応えますね。ただ、インフルエンザが猛威を振るう中、この湿り気はありがたいかもしれません。今朝も4時に起きましたが、雨音を聞いて二度寝してしまった古澤です。5月、6月なら雨の日はむしろ喜んで深夜勤務に向かうくらいなのですが、さすがに2月の雨に打たれるのはちょっと・・・。

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昼頃の空。風も強く寒いです。5℃。雨も降ってはいますが、何もする気が起きません。耳に入ってくるのは雨音と風の音だけ。鳥の声も聞こえません。

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天気が良いと、野鳥たちの公衆浴場になる瓶にも、今日はお客さんが来ません。

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せっかく開花した紅梅も凍えています。
天気が良ければ近々植え付けするジャガイモの畝立てをしようと思っていたのですが、今日は外の仕事は無理ですね。

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キャベツは食べきってしまい、この時期、畑には白菜、レタス、長ネギが少々と、中心を収穫後のブロッコリーの脇芽くらいしかありません。でも、実はこのブロッコリーの脇芽が結構沢山獲れて重宝するんです。ブロッコリーにも品種がいくつかあり、この品種は脇芽が沢山できる品種です。この後5月くらいまで獲れ続けます。
ブロッコリーの食べる部分は花の蕾です。植物としてはここを獲られてしまったら花が咲かず、種がつけられないので子孫が残せません。そこで、子孫を残すために次々に蕾をつけるんです。似たような野菜でもカリフラワーには脇芽がつく品種はないようです。
誰か一人がいなくなっても、代わる人間が次々に出てくる組織は強い組織です。そのためには我々は自分に続く人材を育てなくてはいけないんです、ブロッコリーを見習って・・・。

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近所に買い物に行った帰り、野池にいたカモの群れ。いつもはカルガモばかりなんですが、今日はなんか違う首の赤いのがいるな、コガモだな、と思って写真に撮って後で拡大してみたら、あれ、コガモじゃない。調べたらホシハジロというカモの仲間でした。毎年来てるのかな?初めて気づいたな。冬鳥で3月にはいなくなってしまう鳥です。特別珍しい鳥ではないようですが、全国的に数が減少傾向のようです。

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あれだけ重く垂れこねていた雲がスーッと晴れて青空が広がってきました。

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夕暮れの嶺岡の山々。山の上から見たら雲海のように見えるのかな?層雲という最も低い所に発生する雲です。雨上がりによく見られます。
明日はまた16℃くらいまで気温が上がるそうです。雨が降るたびに春が一歩一歩近づいてきています。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍