スケキヨ君復活

史上最強の寒波が来ているんだそうです。ニュースでは北海道で氷点下30℃とか言ってます。バナナで釘が打てるのは何度でしたっけ?(ググってみたら-40℃でした)
東京の友達から雪が積もったよ、と写真が送られてきましたが、鴨川の海側では雪は降りませんでした。日本中が大変な時でも相変わらず、なぜか鴨川は平和です。混乱がなかったのは良いのですが、ちょっとだけ雪が積もるところを見たかった古澤です。
さすがに、予報にビビって深夜勤務はお休みしました。


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先日、イワシをいただいた話を書きましたが、その翌日にサバをいただき、次の日にはまたイワシをいただき、本当にありがたい限りです。毎日魚を食べて、子供たちはそろそろ肉が食べたい、なんて言いだしたと思ったら、今度はアジをいただいてしましました。アジも美味しいよね。刺身にして、なめろうにして、残りはフライ用に開いて冷凍して・・・。


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おろした後の中骨はカリカリに揚げると「骨せんべい」になります。お菓子みたいで、魚に文句を言うガキどもも喜んで食べます。普段、生きているうちから魚に接しているせいか、骨も捨てるのは嫌なんだよね。食べられるところは無駄なく食べ尽くす主義です。


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風が冷たいのですが、風が弱まると予報で言っていたよりは暖かく、日中は12℃くらいまで上がりました。先日、ウイルス性腸炎で発熱した長男が今度はインフルAで発熱、どこにも行けないので、さぁ、今日は何しよう? そうだ、最近「スケキヨ君」が大分くたびれてきたので春に向けて「治療」することにしよう。
今までは本当にあり合わせで作っていたのですが毎年作り変えることになるので、今回は少し本格的に骨組みから作ることにしました。


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木材で骨組みを作ります。特に図面は引かず、時々、自分の体のサイズを測りながら私の体と同じサイズになるように、適当に組んでいきます。発泡スチロールのトロ箱と配管保温用のスチロール材で肉付けします。


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今回はちょっとだけ凝って、肘の関節を可動式にしてみました。蝶ねじを緩めると肘の角度を変えられます。


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疲れ切った「スケキヨ君」をバラして、移植可能な臓器、じゃない部品を取ります。


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もう着られなくなった服を着せて・・・


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頭をつけて、今年は少しマッチョになりましたな。


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不気味じゃなければスケキヨ君じゃない。半分に切ったピンポン玉の眼球。やっぱり、目が命です。このピンポン玉の眼球は、小学生の頃、節分の鬼のお面コンクールの時に考えてメチャメチャ評価が高かったんだよね。


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完成。遠くを見る目と自由に動くようになった手で喜びを表現しています。スケキヨ君だけきれいになって「ジェイ子」がちょっといじけています。


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ジェイ子、まぁ、そんなにすねるなって。天気が良ければ、明日は君のオペをしてあげるから。


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カラスや害獣より、訪れた人がビビってしまう・・・。
研修医の皆さん、春はすぐそこまで来ています。今の内に準備です。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍