節分

今日は節分です。節分とは「季節を分ける」わけで今日を境に明日からは春ってことです。今朝のラジオで聞きましたが、節分は元々年に4回あったそうです。立春の前日の他、立夏、立秋、立冬の前日も節分だったそうです。現在は冬から春に変わる日を一年の始まりとして節分と呼ぶようになったとか。暦の上では今日までが冬ですが、一日春を先取りしてポカポカ陽気でした。こんな日は気分が上がりますね、朝から良く働いて、ちょっと疲れた古澤です。


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前回は深夜勤務の初物に出会えた話を書きましたが、その後、なんだかご近所からイワシやらサバやら色々いただきました。魚が動き始めたのかな?
ご近所づきあいは大事ですよ。これは都会でも田舎でも一緒かな。鴨川のようなところではうれしいおすそ分けににあずかることも少なくないです。朝獲れたマイワシです。メチャメチャ新鮮です。50匹くらいありました。まずは刺身で、それからフライにして。明日は煮物とかば焼きで・・・どうやって食べても脂がのって美味しいです。


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っちゅうことは、もしかしてスズキも回ってくる?、なんて期待していたんですが・・・う〜ん、かすりもしない。凪なりに流れもあって釣れそうな感じはあったんですけどね。遠くに見えるのは大島です。もともとは2月はスズキの産卵期で沖に出てしまい、魚がいなくなるのでお休みしていたんですが、最近は異常気象のせいか、産卵期がバラついて2月でも、釣れたり釣れなかったり。今年はお休みしないことにしました。


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ポカポカ暖かいのでテントウムシが出てきてしまいました。おいおい、大丈夫かい、と思ったら飛んで行ってしまいました。明日も暖かいらしいけどね、本格的な春まではもうちょっと寝てた方がいいんじゃね?


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今日は暖かかったので色々作業がはかどりました。
まずは壊れていたソファの修理。ひじ掛けがガタガタになっていました。元々、安物で既に10年以上使っているんですけどね、毎日、ガキども二人と私で場所の取り合いになっています。合成皮革製でしたが、既に表皮が剥がれてしまい、カバーをかけています。
張ってある布を外して、分解して、折れてしまった骨組みに木材を接いで補修して、再度布を張って・・・よし、完璧。ガッチリ補修できました。カバーを止めるための棒状の器具もついでに自作して、あと数年は使えそうです。


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かみさんは新しくもっと大きいのを買いたいと以前から言っているのですが、どうせ、ガキどもがいるうちはいいものを買っても汚してしまうので、私は無駄だと思っています。なんでも壊れたら新しく買えばいい、という考えには私は反対です。ちょっと工夫すればまだまだ使えます。


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大工仕事の次は、畑仕事。寒さを言い訳に見ないふりをしていましたが、そろそろ雑草が生え始めています。特に、寒さ除けのトンネル(目の細かい網やビニールを掛けた畝)は路地より雑草も育っています。いったい、何を植えたのか・・・?


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ニンジンを育てているんだか、雑草を育てているんだか。チマチマと雑草を取って追肥して。これから頑張って大きくなってね。


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次は夕食の支度。かみさん、娘が出かけているので息子と二人で留守番。これからの時代、男もおかずくらい作れないと生き残れないよ、と、息子に作らせました。肉豆腐。玉ねぎの切り方から教えて私は一切手を出さず完成させました。簡単な料理ですが結構おいしくできました。研修医の皆さん、節約のために簡単な自炊くらいはできるようにしていた方がいいですよ。


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最後は床屋さん。中2の息子はまだ床屋に行ったことがありません。実は、息子だけではなく、小3の娘の髪も私が切っています。息子は小学校の時は坊主、5mmか3mmか、バリカンでウィーンと。最近は中学校で夏以外は坊主は嫌なんですと。まぁ、それはそうか。いつも床屋に行くと理容師さんの手つきをよく観察してハサミで刈り上げる方法も勉強中です。まあまあのできかな?息子も「これでいいや」と。う〜ん、どこまで満足しているんだか。

漁師から始まって、大工、農業、調理、床屋・・・、今日一日、医師以外の仕事は色々やったな。まぁ、やろうと思えばなんでもできるもんだよ。研修医の皆さん、一人の人間として生きていくことが大事ですよ。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍