第54回日本腎臓学会東部学術大会

9/28-29 第54回日本腎臓学会東部学術大会が宇都宮で開催され、当科から一般6演題、シンポジウム1演題発表しました。

内科専攻医 山田健二 先生 (発表 鈴木智)
 「膜性腎症寛解から約40年後に発症したLupus copplapsing glomerulopathyの一例」

内科専攻医 木村恵理 先生
 「全身性アミロイドーシスを認めない形質細胞白血病にamyloid cast nephropathyを合併した1例」

初期研修医 伊東納野 先生
 「IgA/C3強陽性を伴うANCA関連腎炎に対してプレドニゾロン・リツキシマブ・アバコパン併用療法が奏功した1例」

坂本純永 先生
 「腎予後不良と診断した抗GBM抗体型腎炎にリツキシマブを含む集学的治療を行い腎代替療法を回避できた1例」

相原英聴 先生
 「腎石灰化による腎機能障害にブロスマブを含む集学的治療を行ったFGF23関連低リン血症性くる病の1例」

初期研修医 山田賢汰 先生
 「3回目の再発時にIgA血管炎を合併したTAFRO症候群の1例」

シンポジウム4 血液疾患関連腎症
鈴木智
 「薬剤関連腎障害 (TMAを含む)」

今回もローテーターや、初期研修医の先生に発表していただき、とても嬉しい次第です。
相原先生の発表はプログラム会長賞を受賞され、また当科の専攻医であった慶應大学腎臓内分泌代謝内科の杉原先生は、たくさんの若手の先生が集まったクイズ腎臓病で、1位の点数をとり、受賞されました。
2024年度後半も積極的に活動していきたいと思います。

このサイトの監修者

亀田総合病院
腎臓高血圧内科部長 鈴木 智

【専門分野】
腎疾患全般、特に腎炎、腎病理