AL Amyloidosis Academy Web Seminar

本日は、AL Amyloidosis Academy Web Seminar MGRS診療におけるRed flagを考える~早期診断を目指して~が開催されました。

今井裕一先生、鈴木憲史先生にMGRSの腎臓内科、血液内科の大家のお二人に司会をして頂き、新潟大学大塚先生、JCHO仙台病院水野先生、秋田大学齋藤先生と共に、discussantとして参加させて頂きました。
色々なお話が出て、とても勉強になりました。
蛋白尿が多い方、血尿がある方だけでなく、原因不明な腎機能障害や腎機能低下速度が早い方には、積極的にM蛋白、およびfree light chainを調べ、MGRSが疑わしい場合は、腎生検で診断をすることが重要なことを再認識しました。

近年ダラツムマブなど、新しい治療が登場し、治療の選択肢が増えてきました。そのため、腎臓内科医として、MGRSの診断するだけでなく、血液内科と連携し、腎臓内科医で化学療法をできるようになれば、と考えております。
当院は、血液腫瘍内科がとてもアクティブで多くのM蛋白関連腎障害がおります。当科にご興味ある方は是非ともご連絡ください。
(来年度の専攻医を募集しております。)

このサイトの監修者

亀田総合病院
腎臓高血圧内科部長 鈴木 智

【専門分野】
腎疾患全般、特に腎炎、腎病理