加藤先生 7月ローテ研修修了発表

どの道に進むにしても、患者さんを診ている医者でありたい

積極的に研修をした1ヶ月間でした。外来診療では苦手意識のあった疾患にも積極的に取り組み、患者中心の医療や診療所ならではのセッティングを意識した診療もできました。多職種のかかわりのありがたさも感じたようです。訪問診療にも5回同行し、自宅で過ごす本人と家族の生き生きとした姿を見ることができました。院外研修では、松永医院、花の谷クリニック、帝京大学医学部付属病院、東京女子医大東医療センター、安房健康福祉センター、地域包括支援センターなど様々な立場の職場を見て刺激をもらいました。

この1か月間の研修を通じてもらった様々な言葉が彼女の中にしっかりと残っているようです。「病院はしかたなく病気を治しに行くところ、家は元気になるところ」「(認知症の患者さんと接するときの心がけることは)叱らない、怒らせない、否定しない」「(16歳少年)たばこ、やめる気ないです」「笑顔のいっぱいの外来でした」「研究してない医者は医者はじゃない」「最後はどこで過ごすのがいいのか?」などなど、いろいろな価値観や気づきを得ることができたようです。

1か月間お世話になった地域・施設の皆様方、本当にありがとうございました。

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このサイトの監修者

亀田ファミリークリニック館山
院長 岡田 唯男

【専門分野】
家庭医療学、公衆衛生学、指導医養成、マタニティケア、慢性疾患、健康増進、プライマリケア・スポーツ医学