Teaching is learning twice over
エントリー項目
教育
Key word
メンター教育 ブルームのタキソノミー Kolbの学習モデル コーチング

◯後期研修医3年目の医師が、ローテーションした初期研修医に対して行ったメンター教育についての発表でした。初めてのメンター教育の経験から、被教育者がより良い研修を受けてもらうためにどのような方法論を身につけるべきか、という課題を感じました。それをきっかけとして、ブルームのタキソノミーやKolbの学習モデル等の代表的な教育理論を踏まえて、教育カリキュラムの作成方法について学習を重ねました。
2回目のメンター教育の場面では、事前の面談機会を持つこと、目標、方略、評価方法をリストアップして被教育者と段階的に振り帰りを行いました。また、コーチングの試みとして研修医の自己評価表を導入し、自分なりのメンター教育の方法論を身につけていくことにつなげました。
ディスカッションでは、態度領域についての目標設定や評価方法についての話などが取り上げられました。米国で家庭医療研修を受けたスタッフ医師からも5 microskills等の基本的スキルの重要性について改めてコメントがありました。
このサイトの監修者
亀田ファミリークリニック館山
院長 岡田 唯男
【専門分野】
家庭医療学、公衆衛生学、指導医養成、マタニティケア、慢性疾患、健康増進、プライマリケア・スポーツ医学