WONCA APR 2019 in Kyoto 参加報告

2019年5月15日から18日まで京都にて開催された、WONCA APR conference 2019に参加しました。 WONCA APRは世界家庭医療学会のアジア太平洋地域における地方会で、アジア・オセアニア地域を中心に、世界各国から家庭医が集まります。

私は日本プライマリ・ケア連合学会で国際委員会にかかわらせていただいており、日本開催の世界規模の学会ということで、イベントのお手伝いや、初めての座長も経験させていただきました。
ポスター発表では"Can gender-affirmatie practices impact local communities?: A challenge of Kameda Family Clinic Tateyama"というテーマで、当院のLGBTフレンドリーな診療に関する取り組みについて発表しました。英国の家庭医とLGBT healthに関する海外の状況や研修について話を聞くことができ、とても刺激的な時間でした。
学会ではLGBT healthに関するワークショップに参加したり、家庭医の国際交流の意義について学ぶセッションに参加したりと、世界の家庭医と意見交換ができました。また、過去のWONCAで知り合った友人にも再開することもでき、とても楽しい時間でした。

WONCAで世界の家庭医と触れ合うことで、世界のどこでもプライマリ・ケアが必要とされていることを知り、また家庭医としての誇りを感じることができました。
みなさんも機会があればぜひ国際学会に参加してみてください!

(文責:家庭医診療科 フェロー 坂井雄貴)

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このサイトの監修者

亀田ファミリークリニック館山
院長 岡田 唯男

【専門分野】
家庭医療学、公衆衛生学、指導医養成、マタニティケア、慢性疾患、健康増進、プライマリケア・スポーツ医学