亀田総合病院感染症内科と成田赤十字病院との連携

亀田総合病院の感染症内科と成田赤十字病院の連携は2015年7月から始まり、今月から9年目になりました。黎明期からの様々な苦労と思い出が懐かしく思い出されます。
現在は亀田総合病院感染症内科の3年間のフェローシップ期間中の8ヶ月から1年程度を、成田赤十字の感染症科で研修する仕組みになっています。成田赤十字は特定感染症指定医療機関であることや、国際空港に近いという立地から、輸入感染症の症例が豊富です。
また昨年からは、非常に優秀な呼吸器内科の先生方のグループが活動を開始し、週に一度意見交換をする場を設けて、呼吸器感染症の診断率も高まっています。
フェローシップの卒業生が成田赤十字側のスタッフとして戻ってきてくれるという良い循環も生まれており、ありがたい限りです。
密接に連携した、環境の異なる二つの病院で研修を行える環境の希少価値は高いはずですので、今後も維持、発展できるよう努めていきます。

このサイトの監修者

亀田総合病院
臨床検査科部長、感染症内科部長、地域感染症疫学・予防センター長  細川 直登

【専門分野】
総合内科:内科全般、感染症全般、熱のでる病気、微生物が原因になっておこる病気
感染症内科:微生物が原因となっておこる病気 渡航医学
臨床検査科:臨床検査学、臨床検査室のマネジメント
研修医教育