(H28/10/23)日本超音波医学会第28回関東甲信越学術集会において超音波検査技師の内海良太が大腸癌膵転移例について症例報告をしました
膵転移性腫瘍はWHOによると膵の悪性腫瘍の3〜16%、小塚らによると膵以外の臓器に発生した悪性腫瘍の剖検例中に21.7%の膵転移を認めたと報告されています。
また膵転移の最も頻度が高い原発病変はスーザンらの報告によると腎細胞癌であるとされ、小塚らの報告では大腸癌の膵転移は1.3%であったとしており、大腸癌の膵転移はきわめて稀です。
このサイトの監修者
亀田総合病院
消化器内科顧問 平田 信人
【専門分野】
胆石、胆道ガン、膵炎、膵ガンなどの胆膵の病気、消化器内視鏡全般、胆膵内視鏡