(H29/2/28)朝カンファレンス

2017/02/28朝カンファレンスにおいて初期研修医の高岡沙知医師が「傍十二指腸憩室を有する症例を経験して」の発表をしてくれました。

高岡沙知医師が受け持った患者さんは総胆管結石、胆管炎の患者さんが多く、処置の見学のときに十二指腸傍乳頭憩室が多いことに気付き、それをClinical Questionにした着眼点がユニークで詳細に検討されていました。頻度は7〜10%と報告されていましたが、われわれの施設で施行したERCPの印象では40%近くあるのではないかと思っていました。そこでERCP7568例を調査したところ傍憩室乳頭は1274例16.8%で憩室内乳頭は327例4.3%でした。思っていたよりも少なかったです。

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このサイトの監修者

亀田総合病院
消化器内科顧問 平田 信人

【専門分野】
胆石、胆道ガン、膵炎、膵ガンなどの胆膵の病気、消化器内視鏡全般、胆膵内視鏡