(H28/12/14)内視鏡カンファレンス
鈴木健一医師が提示し小林正佳医師が読影しました。どこに癌があるのか分かりませんがよく見ると萎縮粘膜を背景として色の変わった広い範囲にあることが分かってきます。4-5cm大tub1〜2のM癌と判断してESDをおこないました。結果はSM massiveに浸潤した癌でした。浸潤部分は脱分化してporでしたので胃全摘術となりました。胃においては癌の存在診断すら難しいと思いました。
このサイトの監修者
亀田総合病院
消化器内科顧問 平田 信人
【専門分野】
胆石、胆道ガン、膵炎、膵ガンなどの胆膵の病気、消化器内視鏡全般、胆膵内視鏡