『3~5人/100人』
これ、何の数字だと思いますか??
実は、生まれてくる赤ちゃんが何らかの疾患(先天性疾患)を持っている確率と言われています。 意外と多いと思われたでしょうか??
誰しも自分の赤ちゃんは大きな問題なく元気に生まれてきてほしいと願うものですが、一部の先天性疾患は、出生前検査によって予め調べることができます。
妊婦さんとご家族のニーズに応じて検査が受けられるよう、我々産婦人科医と、遺伝カウンセリングを担当してくれる臨床遺伝科とが、タッグを組んで診療にあたっています。
もしも疾患が見つかった際には、赤ちゃんとご家族にとってよりよい対応ができるよう、今度は新生児科とタッグを組んで対応していきます。
さらには、次の妊娠出産に向けてのフォローまで、時には生殖医療科ともダッグを組んで、赤ちゃんとお母さんをトータルでサポートするのが我々の役目です。
妊娠初期に染色体異常の確率を算出する狭義の出生前検査を行うには、英国Fetal Medicine Foundationの認定を受ける必要がありますが、当科には2名の認定医がおり、また、必要時には胎児心臓超音波専門医による胎児心臓評価を受けることも可能です。
出生前検査に興味のある方はぜひこちらの動画をご覧ください。
YouTube:教えて先生!出生前検査 よくある20の質問生殖医療科、産婦人科、新生児科、臨床遺伝科がチームとなって皆さまの妊娠、出産をサポートします。
更新:2024/01/30
公開:2021/11/17