亀田グループについて 理事長メッセージ

医療法人鉄蕉会について

亀田は江戸寛永の頃より鴨川で医療を営んでまいりました。6代目の亀田自證(じしょう)は当時の最先端医学である西洋医学を学びに長崎へ遊学し、その後7代目謙良は東京大学の前身、開成所に学び、西洋医学の診療所に加えて「鉄蕉館」と命名した私塾を創立、8代目俊正は1907年、入院病室を建て、病院組織をつくり現在の基礎を築きました。しかし、相次ぐ戦争によって祖父、父は戦争にとられ、病院は風前の灯となりました。

戦後、父を中心に3人の兄弟が力を結集し、急速な病院の復興が始まり、当時不治の病とされていた結核中心のサナトリウムを兼ねた病院、総合病院へと発展してまいりました。1954年、病院組織を有限会社から医療法人鉄蕉会と改め、現在に至っております。

現在、医療法人鉄蕉会は、鴨川市の亀田総合病院を中心に、3病院7診療所を有する医療法人となっています。「Local&Global」「二兎を追わずして一兎も得られず」という信念のもと、2009年には日本で初めて亀田総合病院、亀田クリニックがJCI(Joint Commission International)を取得するなど常に国際水準の医療を目指し質の向上に取り組むと同時に地域医療の更なる充実、医師卒後教育をはじめ医療人材教育の質向上を心がけております。

また、職員数は4,000名を超え、医師数約600名、看護師1,300名余りの大きな組織に成長してまいりました。私たちの大事にしている理念の一つに固定観念にとらわれないチャレンジ精神を持つということがあります。亀田医療グループが長年続いているのは、常に変わることを恐れずチャレンジ精神を発揮し、時代を先取りして変化し続けてきたからに他なりません。私たちは今後もチャレンジャーとして成長してまいります。

医療法人鉄蕉会 
理事長 亀田隆明

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