2024年10月23日 、CDC（米国疾病予防管理センター）のディレクターであるマンディ・コーエン氏は、65歳以上の方および中等度から重度の免疫不全を抱える方が、2024-2025年版のCOVID-19ワクチンを初回接種から6か月後に2回目を接種するという、CDC免疫諮問委員会（ACIP）の推奨を承認しました。また、これらの最新の推奨では、中等度から重度の免疫不全を持つ方に対して、医療提供者との相談の上で追加の接種（3回以上）を受ける柔軟性も認められています。

この勧告は、高齢者および免疫不全者がCOVID-19による重篤な疾患を発症するリスクが高いこと、現在のワクチン効果に関するデータ、およびCOVID-19の年間を通じた流行を考慮したものです。また、中等度から重度の免疫不全を持つ方に対して年間何回の接種が必要かについて、医療提供者に明確な指針を示すと同時に、対象グループへの2回目の接種率を向上させることを目的としています。

CDCは、最新データが、COVID-19による重篤な合併症を避けるために、ワクチン接種が重要であることを引き続き示していること、COVID-19ワクチン接種は、Long-COVIDのリスクを低減することを強調しています。