米国内科学会 日本支部 年次総会で、当科の中島部長が論文の書き方について講演!

京都で6月9日に開催されたACP(米国内科学会)日本支部 年次総会 2019 ランチョンセッションで、当科の中島部長が、「忙しい臨床の合間にできる医学論文の書き方 講座」というテーマで、講演しました。

中島部長は、忙しい臨床医が論文執筆を行っていくための、基本的な戦略や、症例報告・後ろ向き観察研究の行い方を、下記のように解説しました。

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臨床研究・医学論文執筆では、「一つ上を目指して、階段上に経験していく」のが鉄則と考えられる。最初から原著論文に取り組むのはハードルが高いためである。

論文では、まず症例報告にチャレンジして基礎体力をつける。その後、後ろ向き観察研究に取り組む。

執筆では、研究デザインのガイドラインや型を利用する。

基本的な統計手法を理解しておき、当該研究領域の専門家、臨床研究・生物統計の専門家と知り合い、研究についてアドバイスをしてもらう。

リバイスの力は、査読者とのやり取りを通して身に着けることができる。

Take home message

  1. 仲間とメンターを見つけよう。
  2. まずCase reportを書いて、次に後ろ向き観察研究に取り組もう。
  3. 論文を書く時間を確保し、ガイドラインやTIPSを活用して執筆しよう。

明日から行動しよう!
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会場からの質問として、「リバイスの技術はどのようにして身につけるのか?」があり、中島部長は「リバイスの技術は、査読者とのやり取りが参考になる。共著者からリバイスの技術をTIPSとして教わることも多い。」と返答しました。

中島部長は、「臨床医の先生方が、論文を書いていく上で、少しでも役に立てれば嬉しいです」と述べていました。

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