亀田総合病院 呼吸器内科 部長 中島啓が現在 研究分担者を務める研究グループの論文がアクセプト

亀田総合病院 呼吸器内科 部長 中島啓が現在 研究分担者を務める研究グループの論文がアクセプトされました。

Preventive effects of pneumococcal and influenza vaccines on community-acquired pneumonia in older individuals in Japan: a case-control study
Suzuki K, Kondo K, Washio M, Nakashima K, Kan S, Imai S, Yoshimura K, Ota C, Ohfuji S, Fukushima W, Hirota Y.
Hum Vaccin Immunother. 2019 Feb 20:1-7.

https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/21645515.2019.1584023

2010年10月から2014年9月までの期間で行われた全国多施設症例対照研究であり、65歳以上の高齢者において23価肺炎球菌ワクチン接種は肺炎球菌性肺炎の発症を減らしました。

現在、23価肺炎球菌ワクチン定期接種化後の肺炎球菌ワクチンとインフルエンザワクチンの肺炎予防効果を評価する新たな全国多施設症例対照研究が2016年10月より開始されており、現在、亀田総合病院呼吸器内科が事務局を務めております。

肺炎球菌は小児から高齢者への接触により感染することが多いと報告されています。小児に対する肺炎球菌結合型ワクチン(pneumococcal conjugate vaccine:PCV)導入により、PCVでカバーされていない血清型の肺炎球菌が増加しており、これを血清型置換と呼びます。

このような血清型置換が起こっているため、肺炎球菌ワクチンの有効性については、引き続き調査が必要であり、本研究グループから新たな報告が期待されます。