慈恵会医科大学 木村 高弘先生

泌尿器科手術手技の中でも難易度の高い手術の一つ、『腹腔鏡下前立腺摘除術』。
根治性と機能温存が求められる手術です。経験ばかりでなく、高い技術力と知識が求められます。
術後の経過も良好で尿道カテーテルを1週間目に抜きますが、咳などお腹に力が入った時に尿がちびる程度です。

手術の後は、去勢抵抗性前立腺癌(CRPC)の治療についてご講演頂きました。
CRPCに対する抗がん剤の使用は、ご年配の方への投与が中心となるため投与量、投与期間、副作用対策など様々な知識と経験が大切です。
木村先生よりたくさんのTipsを教えて頂き、明日からの実臨床に活かせます。

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このサイトの監修者

亀田総合病院
泌尿器科部長 安倍 弘和

【専門分野】
泌尿器疾患一般 腹腔鏡下手術