北京、航天中心病院でライブサージェリーを行いました。(2016年6月24〜26日)

北京、航天中心病院でライブサージェリーを行いました。会場には約300人が集まっていました。

北京大学の教授も手術をされ腹腔鏡手術の盛り上がりを感じました。

2日間で約40例のライブサージェリーが行われ、ライブサージェリーの規模に驚きでした。

腹腔鏡下前立腺全摘除術と腹腔鏡下仙骨腟固定術の2例をリクエストされていましたが、術前の準備が整わず、腹腔鏡下仙骨腟固定術の1例をデモストレーションしました。

手術前、手術室での物品の準備は戸惑いました。デバイスの置き方、手術器具の違い、周辺器具などなど(次回の教訓)。手術は范先生が解説をしながら、手術をサポート、鈴木先生の絶妙なアシストもあり、終わってみれば出血微量、手術時間1時間30分でした。

会場に戻ると若い先生に握手と写真撮影を求められ、北京の先生方のお役に立てたんだと実感しました。

拡大視野で人体の微細構造を意識した我々の手術とダイナミックな北京大学の教授の手術の違いは印象的だったようです。

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このサイトの監修者

亀田総合病院
泌尿器科部長 安倍 弘和

【専門分野】
泌尿器疾患一般 腹腔鏡下手術