ダンスパーティーといろいろなアジサイ

ダンスパーティ、軽やかなネーミング、ステップを踏むような柔らかなピンク色、出会った瞬間にファンになってしまいました。
日本では万葉の時代から親しまれてきたアジサイ。
江戸末期にはシーボルトとお滝さんのロマンスが有名ですね。シーボルトはアジサイをHydrangea otakusaと命名し、西洋に紹介しましたが、残念ながら正式な学名としては認めらなかったようです。
一度西洋にお嫁に行ったアジサイですが、そこでさまざまな園芸品種が作られて、今度は日本に里帰りして大変なブームになっています。
私は「美の壺」でアジサイが取り上げられて以来のファンですが、当時最高傑作とよばれた「ダンスパーティー」を庭で咲かせてみたいと思っていました。当時はマンション暮らしでそれもかないませんでしたが、転居した南房総の庭にはすでにいろいろなアジサイが植えられていました。
昨年道の駅で鮮やかなピンク色の「ダンスパーティー」を見つけて、純白の「ブライダルベール」、鮮やかな青色の「チボリ」とともに購入してきました。しばらく部屋で鑑賞した後、初秋に庭に移植しました。ところが残念なことに・・・、鮮やかなピンク色だったダンスパーティーは白っぽく、純白のブラだるべーるは少し青みがかかってしましました。そして鮮やかな青色のチボリは、一層鮮やかに花を咲かせています。もしかすると土壌の酸性度と関係するのかもしれません。いつかアジサイ農家の方に上手に咲かせるコツを教えていただこうかと思っています。
前に住んでいらっしゃった方もアジサイ好きだったとみえ、この時期にはいろいろなアジサイを愉しむことができます。
アジサイを見ると、梅雨も悪くないなという気がしてきます。
(ダンスパーティーはphotoliblaryから購入した写真です。-こんな風に咲かせてみたいですね。)

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このサイトの監修者

亀田総合病院
脊椎脊髄外科部長 久保田 基夫

【専門分野】
脊椎脊髄疾患、末梢神経疾患の外科治療