久しぶりの海外研修生

新型コロナ感染の拡大により、国境をまたいだ交流がしにくくなっておりましたが、2023年1月、韓国の釜山にある東亜大学医学部6年生の学生さんが見学に来られました。
1週間の滞在で、急性期リハビリテーションの診療管理や、日本独自の制度である回復期リハビリテーション病棟などを見学して頂きました。当院の専攻医が指導に当たりましたが、指導される方も、指導する方も熱心でした。
この期間中に色々韓国の医療体制について教えて頂きました。韓国ではリハビリテーション科医は人気の診療科で、競争率も最も高いとのことです。選抜は大学時代の成績のほか、初期研修期間の診療についても評価されるようです。
なお、日本滞在中に医師国家試験の合格発表もあったとのこと(当然合格!)で、楽しく研修期間を過ごしていただくことができました。

文責:宮越浩一

このサイトの監修者

亀田総合病院
リハビリテーション科部長 宮越 浩一

【専門分野】
がん、脊髄損傷、脳卒中、小児疾患、高齢者のリハビリテーション