【活動報告】第6回千葉緩和医療学会が開催されました

2/18(土)は第6回千葉緩和医療学会が開催されました(於 千葉大学、大会長:千葉大学医学部附属病院緩和ケアセンター長 田口奈津子先生)。テーマは「支えあう〜多職種のちから」。口演は、難治性疼痛の事例、施設における看取りの実践報告、精神科病棟における緩和ケアの事例など、もっと聞きたいと思う演題ばかりでした。

シンポジウムは4つの異なる職種(臨床心理士, CLS(Child Life Specialist), 理学療法士、家族支援専門看護師)のシンポジストの先生方が日頃の多職種連携の工夫などをご紹介されました。一にも二にもコミュニケーション。やりにくい思う相手(たいていは医師?)にも、相手の立場を尊重して粘り強く関わりつづけることの大切さを再確認できました。特別講演は当院の瀬良信勝チャプレンが登壇し、スピリチュアルケアについて事例を基に分かりやすく解説くださいました。

次年度、第7回千葉緩和医療学会は当院での開催を予定しています。学びの多い大会となるべく、準備を進めてまいります。千葉県内で緩和ケアに従事している皆さま、来年の千葉緩和医療学会、ぜひ鴨川にお越しください。

(関根)

このサイトの監修者

亀田総合病院
疼痛・緩和ケア科部長 関根 龍一

【専門分野】
病状の進行した(末期に限らない)癌や癌以外のあらゆる疾患による難しい痛みのコントロール、それ以外の症状の緩和