はや、師走。

ついに師走になってしまいました。今日は日差しが少なく、寒いです。辺りを見回しても、あれほど沢山いた赤とんぼも姿を消しました。気が付けば、カエルの声が聞こえなくなってしまいました。夏場は網戸に何匹も張り付いては、クエックエックエッ、ケケケケケ・・・・。うるせえなぁ、少し静かにしてくんないかなぁとイラっとしたものですが、聞こえなくなると寂しいものです。また来春会えるのを楽しみにしている古澤です。

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なんとなく、カエルが好きなんだよね。
早いもので、「鴨川ライフ」に5月から書き始めた私の記事も今回が50回目になっていました。いつまで続くやら。

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モコモコとモグラの通った跡。畑でやられるとせっかく植えた作物が枯れたり、穴にネズミが入り込んで悪さしたりするんです。掘る前の芋がかじられると、よくモグラが濡れ衣を着せられるんですが、実はモグラではなくモグラの巣に入り込んだネズミの仕業です。モグラは肉食なので芋は食べません。漢字では「土竜」と書きます。ご存知かな。モグラそのものが竜に似ているのではなく・・・

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こんなイメージ?

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残り少なくなったレモン。子供のリクエストではちみつ漬けをつくるために収穫。ところが、高いところはなかなか獲るのが大変です。

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ご存知かもしれませんが、柑橘類の木は棘があるんです。手の届くところは良いのですが、高い所の枝を手繰り寄せたりすると「痛っ」となるんですね。でも、もっとすごいのがあるんです。

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これは同じ柑橘ですがユズです。木がまだ小さいので実がならないのですが、棘はすごいんです。もはや、凶器ですね。でも、この棘って、なんのためなんだろう? 勿論、外敵から身を守るためなんでしょうが、この棘で防ぎたい敵ってなんだろう?青虫は棘をうまくよけながら葉を食べます。虫をよけるには棘が大きすぎますね。実をつつく鳥も棘をよけてうまく枝に止まります。この棘で一番効果的に防げる敵は・・・? 結局、一番の敵は「人」ってわけですか・・・。生物の進化の合目的性という考え方は否定されているらしいです。進化の結果を見て、あとから都合の良い解釈をしているだけなんだとか。でも、この棘は人を拒むためにできたとしか思えませんね。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍