4月の初期臨床研修

4月、新しい年度が始まり、今年度も産婦人科志望の新しい初期研修医二人を迎えることができました。まだ右も左もわからない状態で大変だったと思いますが、二人ともやる気に満ち溢れていて我々も刺激を受けました。それぞれのメンターを務めてくれた白勢医師、江夏医師もお疲れ様でした。二人は4月で産婦人科研修をいったん終え、それぞれ新しいローテート科をまわっていく予定です。
最終日の5月2日には、それぞれが経験した症例をもとに、『Surgical site infection(SSI)の適切な予防方法』、『院外分娩、分娩後出血に対する産科急変時対応』について発表して頂きました。SSIについては現在行っている術前予防的抗菌薬の選択・使用方法が適切かどうか、適切なドレッシング方法は何か、皮下ドレーンの有効性について、また産科急変時対応についてはFASP(Focused Assessment with Sonography for Perinatal state)やPC3(ピーシーキューブ:Perinatal critical care course)のアルゴリズムを使用して適切な対応方法について振り返りを行い、様々な日常臨床および急変時対応における改善点を示してくれました。
それぞれが初めての発表にも関わらず自身で論文やガイドラインの内容を調べ、内容を充実させてくれたことには感心でした。さすがです!(^^)! 4月はカルテの書き方や指示やオーダーの入れ方もわからない状態で忙しいなか、本当にお疲れ様でした。また来年にはさらに成長した姿を見せてくれることでしょう。新しい科に行っても持ち前の根性とやる気でたくさんの困難を乗り越えていってください。応援しています(*^-^*)。

また、当科では来年度の初期研修医(産婦人科コース)はもちろん後期研修医(専攻医)、またそれぞれのsubspecialty研修も絶賛大募集中です。いつでも気軽にお問合せください。
お問合せはコチラから
https://www.kameda-resident.jp/senior/program/bk_surgery09.html

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このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍