第58回 日本産科婦人科内視鏡学会

8月2から4日にかけて島根県松江市で開催された日本産科婦人科内視鏡学会に参加してきました(^▽^)/　今回は当科からは2演題の発表があり、松浦、当科ラパロ部長の古澤先生、そして地元（米子市）出身の初期研修医の樋口先生も一緒に参加しました。実は松江は今回この記事を書いている松浦の第二の故郷（松江北高校出身）でもあります。
第54回以来の実に4年ぶりの参加となりましたが、4年前とは比べ物にならない学会の変貌ぶりに驚きました。これまでの産婦人科の腹腔鏡や子宮鏡といった鏡視下手術・検査は子宮筋腫や卵巣嚢腫、不妊症などをベースに発展してきて、4年前までは内膜症や筋腫の手術のテーマが多くを占めていたのに対し、今回はシンポジウムやワークショップなどのほとんどが癌に関するもので、ランチョンセミナーも半分以上が癌関連の話題でした。内視鏡学会というより腫瘍学会？とも思えるような感じでしたが、内視鏡学会ならではの動画ありきの発表が続き研修医を連れて行っても退屈させない魅力的な学会でした。その一方で、動画使用に関して、個人情報保護の観点から様々な問題も出てきましたが、ぜひ手術技術の革新、伝承に関してはチャレンジングな学会であってほしいと思いました。（※当科の症例報告でも動画を使用しましたが、患者さまから発表内容と学会使用について同意書を取得しています）

学会前日
学会出発前の1枚、いざ米子へ！って感じですが、学会場は松江です。米子空港からもバスで行けます。

鴨川から羽田空港まで車なら一時間ちょいで着くのに公共の交通機関を使うと結構体に堪えます・・・まず羽田についたら一杯！研修医の樋口先生との量の違いが・・・（だから腹が出るのか・・・）

学会初日
当日朝、なぜか3人全員受付が始まる前から学会場に集合するというやる気っぷり（前から松浦、研修医の樋口、そして何回撮りなおしても目を閉じてしまう古澤先生）

山陰といえば白バラ牛乳ですね！食べているのは無料でもらえる白バラアイスです！もちろん白バラ牛乳や白バラコーヒーも飲めました！

松江はとにかく暑かった・・・初日が終わりウロギネの岡田先生と一緒に乾杯！

学会2日目
亀田のウロギネ野村先生登場！さすがは世界のJimmy Nomura！満席どころか会場にも入れず・・・すいません・・・こんな写真しか撮れませんでした。

今回の学会は本当に面白くて朝一からずっと会場で過ごしました。確かに外は暑すぎて外出られる状況ではありませんでしたが、学会の内容もアツかった！なかなか発表内容などは記事に載せられませんが、この写真は自分と同じ世代の医師たち（全員技術認定医）が自身のキャリアアップについて語る前に見せられた学会が準備したスライドの一枚。世代という言い方になっていますね。日本は世代化が好きですね?。このスライドとは関係なく一般的な世代でいうと私は『プレッシャー世代』です。すごくいい世代なので宣伝・・笑