帰ってきました

松江から帰って参りました。いやぁ、松江、いい所ですね・・・と言いたいところですが、時期が悪すぎました。暑すぎて学会場から出られません。久しぶりにたっぷり勉強してきた古澤です。


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最終日、帰る前にせめて学会場から5分の国宝、松江城くらいは見て帰ろうと、クロークで荷物を受け取ってから向かったのですが・・・。そりゃあ、城ですからね、簡単には攻め込めないよう高い所にあるわけですよ。無理です。二の丸あたりで見上げて「うん、満足」と断念することにしました。
私の携帯、スマホではないんですが、いろんな機能が付いているんです。試しに日向で気温を測ってみました。


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39.5℃だって。見たことないよ、こんな気温。まぁ、日向だからね、正式な気温とは違うけど、このままもう少し待っていたら40℃超えそうな感じでしたが、私がこれ以上は日向にいられませんでした。
暑い暑いとは言っても、やっぱり、鴨川は涼しいんだな、と改めて思います。


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今年は野菜の出来が悪いです。オクラやナスは暑さに強いのかまあまあですが、キュウリ、トマト、ピーマンはかなりバテています。最初に植えたキュウリは既に枯れてしまい、新しく植えなおしたのもうまく育ちません。しかし、台風の後、雑草の発育はすごいんです。3日ばかり見ないうちに、既に何が植わっているのか分からなくなってしまっています。どんな環境でも力強く育つ、雑草のようなその生命力が欲しいね。


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雑草を丁寧に刈り取ってみるとニラがいい感じに育っていました。上の写真じゃ何が植わっているか全くわからないでしょ? 雑草が、かえっていい感じに日焼けを防いで、水分を保持してくれていたのかもしれません。草取りは炎天下では辛い作業です。
「上農は草を見ずして草を取り、中農は草を見て草を取り、下農は草を見て草を取らず」という故事があります。わかりますね。私は「下農」です・・・。上農(老濃と書いてあるものあるようです、上手な農民ということです)は草が芽を出すか出さないかで手を打つので大事にならずに済ませてしまう。中農(普通の農民)は草が芽を出してから取るので少し手間がかかるようになってしまう。下農(ヘタクソ)は伸びきってから慌てるので大変な作業になってしまう、ということです。まぁ、色々な解釈はあるようですが、一般的にはこのように解釈されています。畑仕事はともかく、医療の現場では「上農」でありたいね。


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サルスベリが咲き始めました。真っ青な夏空に映えます。ご存知ですか?「百日紅」と書きます。実際には百日まではもたないかな。でも、次から次に咲き続けます。


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うっせぇーな、と思ったら網戸に止まって鳴いていました。あっち行け!


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今年も、ついにこいつに出会ってしまいました。この模様、よく覚えてね。マムシです。こいつは人の姿を見ても逃げません。ヤマカガシやアオダイショウは人の気配でスーッと逃げていきます。とぐろを巻いて、逃げない蛇は、まぁ、こいつです。ご存知の通り、毒蛇です。こいつも別に我々に危害を与えようとして出てきているわけではないんですが・・・ごめん、駆除しました。最近、虫獲りに子供たちが来るので。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍